NHKドラマ10「トクサツガガガ」が面白いと思います | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

このドラマ、実に見事に人間の心理描写がされていると思います。



特撮ヒーローオタク」・・実際に目の当たりにすることは少ないのですが、世の中に確実に、必ず、いると思います。

自分は特撮オタではありませんが、子供が見るので一緒に見るようになって数年がたち、今、その気持ちがよくわかります。

自分が子供の頃放送されていた「秘密戦隊ゴレンジャー」は見ていました。
しかし、大人になってからはあれは子供だましのワンパターン、常にヒーローが悪者をやっつけて「地球の平和は守られた」というお決まりのナレーションが流れて終わるだけのものだと思っていました。

しかし、大人になってから見てみると、実はストーリー展開もそれなりに深かったりすることがわかります。
そして、合体ロボットのギミックや武器のギミックなど、実によく考えられて作られており、「技術的な美しさ」を垣間見られたりします。

「列車戦隊トッキュウジャー」の最後の方などは、自分もカミさんも、結構本気で続きを気にして、日曜日の朝を楽しみにしていました。
展開に一喜一憂し、そして最終回の最後のシーンでは正直素直に感動しました。

うちの子を含む、子供の視聴者たちにしてみれば、ただ単にトッキュウジャーが悪者をやっつけて、自分たちの街が取り戻されたというだけの単純なストーリーにしか映らなかったのかも知れません。
しかし大人にとっても、途中のそれぞれの出演者たちの細かい心理描写や、揺れる思い、決心と行動といったものが、少なくともテレビドラマと同等のレベルで楽しめたと思います。

・・なので、これは子供の存在に関係なく、大人だけで見たとしても、実はそれなりに楽しめるのではないか、とずっと思っていました。


実際、たとえば量販店のゲームコーナーなどにある仮面ライダーのカードゲームで遊んでいる子供に付き添ってきているお母さんなど、必要以上に仮面ライダーに詳しかったりします(笑)
今時の仮面ライダーの変身フォームは極めて複雑で、コンビネーションは多岐にわたるわけですが、付き添いできているお母さんたち、完璧に理解しています(笑)
おそらくそのお母さんたちは「子供と一緒に見ていれば、嫌でも覚えてしまいます」などと思っているのだと思いますが、傍から見る限り、お母さんたちの方がどちらかというと楽しんでいるように見えることもありますよ(笑)

少なくともそのお母さんたちは、特撮や仮面ライダーの面白さのツボは押さえているはずです。


そして、話を戻してこの「トクサツガガガ」というドラマは、まさにそんな特撮ヒーローが好きな隠れオタである独身女性を主人公にした話なのですが、その心理描写は絶妙だと思います。

その主人公のような大人にとって、特撮ヒーローのどういうところが好きなのか、どういうときに困るのか、同僚にばれそうになったときの誤魔化し方や親にどう対応するかなど、まさにそれだ!と思うようなことが見事に描かれていると思います。

きっと、あのゲームコーナーで子供の付き添いという大義名分で楽しんでいるお母さま達、このドラマを見ているならば、「そう、それよ!!」と思っていらっしゃるに違いありません。


残念ながら、次の金曜日で最終回なのですが、前回は「いい大人になって、しかも女の子で、こんなものやめなさい!恥ずかしい!!」という母親に対して、思いっきり反発した主人公がどうなってしまうのか・・というところで終わっており、大変楽しみな最終回になっています。