【小銭入れ付き二つ折り財布】薄い財布 abrAsus(アブラサス)×Orobianco(オロビアンコ) 代表デザイナージャコモ・ヴァレンティーニ氏監修 人気本革財布。メンズ/サイフ/ウォレット/レザー/牛革/極小財布/ミニ財布/小さい財布/多機能財布/お財布/革財布/ハンドメイド/紳士 |
この財布、おそらく自分の人生の中で最も薄い財布ではないかと思います。
確実に今まで使っていた財布の半分以下の薄さです。
これだけ薄いと、なんだか入るお金やカードの数もほんの少しのように思えてしまいますが、見た目よりもはるかに入るのが特徴です。
お財布が厚くなる最大の原因は、小銭にあると言われています。
小銭がジャラジャラしている部分と、お札やカードの部分とが重なっていることで、厚みが出てしまうのが普通のお財布だと思います。
ところがこの薄い財布は、小銭部分とお札・カード部分が並行して収納されているため、かなり薄くなるようになっています。
もちろんその分、小銭を入れる部分が小さくなっているのですが、それでもコイン15枚入る大きさになっており、実使用上十分な容量なところが素晴らしいと思います。
ただし、小銭をとてもよく使う人には不向きかも知れません。
というのも、小銭を無造作にジャラジャラと入れられる形式にはなっていないので、頻繁に小銭を出し入れする環境、例えばカードの使えない個人商店が並ぶ下町の商店街で夕飯の材料を買いそろえるといったシナリオだと使いにくいだろうと思われます。
自分の場合は、カードで支払い可能なところは絶対にカードで払いますので、小銭は「頻繁には使わないけれども、ちょっと入れられる場所が確保されていればいい」という扱いです。
なので、この財布の小銭入れは理想的です。
また、カードの収納は非常に取り出しやすい構造で、「必要なカード5枚」がすっぽり入る構造になっています。
5枚と聞くと、少ないのではないかと思ってしまいますが、よく考えるとこれは持ち運びやすさと必要なカード枚数との絶妙なバランスであると思います。
というのは、今の時代 一個人が所有するカードの枚数というのは、有効なカードだけ数えても何十枚もあるはずで、もはや「もしかしたら使うかも知れない」レベルのカードを全部財布の中に入れて持ち歩くことはかなり効率が悪い状況になっているかと思われます。
したがって、最もスタイリッシュな方法としては「今日使いそうなカードを5枚選んで持っていく」という方法だと思われます。
ただ、それだと欲しい時にそのカードが手元にない、という状況になってしまうリスクが消えないと思います。
なので、今のところ一番無難だと思っているのはカードを1軍、2軍、3軍に分ける方法です。
・1軍=頻繁に ほぼ毎日使う、例えばメインのクレジットカードなど
・2軍=毎日使うわけではないが、それなりに使う機会があるもの。例えばスマホのアプリになっていないポイントカードでそこそこ使うものなど
・3軍=月に1,2回程度しか使わないが目的が明確なもの。例えばクリーニングのポイントカードなど
そして、1軍は薄いお財布に入れて常に持ち歩きます。
2軍は、薄くなくてもいいので多めにカードが入るカードケースなどに入れて、バッグなどにしまっておきます。そうして2軍は「しっかりしたお出かけ・買い物」の時だけ連れていきます。
3軍は通常持ち歩かず、家に場所を決めて置いておき、使う日だけ2軍ケースか1軍財布に入れます。
こうすることで、比較的効率よく、かつローリスクでカードの持ち運びをマネージできるかと思います。
※なお上記は、お財布をバッグではなく必ず上着のポケットなどに入れることを前提に考えています。
最初からすべてをバッグに入れて、洋服のポケットは基本的に一切使わないのであれば、1軍2軍を同時に大きなお財布(数十枚のカードが一度に入る)に入れて、まとめてバッグに入れる方がかえって混乱しないかも知れないと思います。
とにかく、この薄い財布の導入により、いままで細めのチノパンなどには入れられなかったお財布が(※入ることは入りますが、相当服のシルエットが崩れます)、そのまま入るようになりました。
革も頑丈で、長く使えそうです。