九九の授業で学ぶ、現代の教育方針の素晴らしさ | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

小学二年生の算数の最大のポイントといえば、何と言っても九九を覚えることだと思います。

思えば自分が小学二年生だった頃も、九九は徹底的に覚えさせられました。
九九だけに限って言えば、あれはもう、「算数」というより暗記力とスピードを問われるゲームのようなものだったと思います。

自分たちの場合は、毎日、毎日、「帰りの会」が終わった後で九九の問題をやって、全問正解した人から帰っていい、というプロセスになっていました。
早く終わって先に帰る人達は「先生さようなら、みなさんごゆっくり」と、今にして思えば皮肉たっぷりの挨拶をして、自慢げに早く帰っていました。

正直、あまりいい思い出は残っていません。
あの頃のことを思い返すと、結構、女の子たちの方が早かったですね。。
いつも一番速いのは、A子さんでした。
だいたい上位3~4人はいつも女の子で、やっと5位くらいから男の子が入ってくるという感じでした。
ああいう科目やテストは、もともと女の子の方が得意なのかもしれません。


・・そして、あれから何十年の時を経て、今日、うちの子の授業参観にて九九の授業を見せていただきました。

もちろん、今どきの小学校も、基本的には昔と変わらず徹底的な練習をあの手この手でやっていました。

しかし、自分たちの頃と大きく違うのは、ただ早く正確に九九を言える練習するだけではなく数列としての九九の並びを色々な角度から見て、その特徴をみんなで考える、という実に能動的な方法で九九の授業を展開されていた、ということです。

例えば今日は7の段だったのですが、ある子が「7の段の一の位だけを逆にみると、3の段と同じ」ということを見つけて発表していました。
恥ずかしながら、自分は、理学部数学科を卒業していながら上記のことは今日まで気づいていませんでした。。

子供達は 他にも多数、興味深い特徴を発見しては発表しており、自分たちの頃とは違う教育方針を垣間見る一時間となりました。

その後で行われた保護者会の中で、先生自身も説明していましたが、そのように九九に対して数列解析のようなアプローチをいれることで、九九に限らず数字の扱いに関してより柔軟性を養うことを目的としているということで、非常に理にかなっていると思いました。

そういう教育を受けてきた子供たちが社会に旅立った時、どれほどのパフォーマンスを発揮するのかと思うと、頼もしいですね。