一時間半程度の短い時間ではありましたが、大変興味深いサッカー教室でした。
なにが興味深かったかといえば、その練習が、将来本当にサッカーをやるときに役に立つような練習だったということです。
通常、小学校低学年向けのサッカー教室といえば、とりあえずボールに慣れることを中心にしたトレーニングになると思っていました。
(すみません、今はもしかしたら違うのかもしれませんが、我々が子供の頃はそんな感じだったと思います)
ところが、今回の教室で最初にやったことは、「空いているスペースを見つけてそこに出ていく」というトレーニングでした。
半分鬼ごっこの延長のようにして、子供たちの興味を引き付けつつ、瞬間的にスペースを見つけて飛び出す・・これは実際にサッカーのゲームを行う上でキーとなる技術だと思います。

さらに3人くらいのチームに分かれて、狭い三角形の空間の中で、三角のルートの上だけでの鬼ごっこのようなトレーニングをしました。
これは、相手の重心を読んでフェイントをかける・もしくは逆に行く手を阻むディフェンスをするための体の使い方につながるトレーニングかと思います。

その他いくつかの興味深い練習をしたのちに、最後に20分くらい、6人くらいのチームを5チームくらいに分けてミニゲームをやったのですが、このミニゲームも親の目からは興味深いものでした。
というのは、小学二年生のレベルのサッカーといえば、自分たちが子供だった頃は「金魚のフン状態」でした。
つまり、ボールの飛んで行った方向に全員が集まってぐちゃぐちゃに蹴りまくるという、戦略も何もないものでした。
当然、オフサイドなど無しで、とにかく強く遠くまで蹴ることがすべてでした。
ところが今回のミニゲーム、みんなきっちりとポジションをとっていました。
つまり明確にDFとMFとFWが分かれており、相手から奪ったボールをいかにFWに出すかを争うゲームとして成立しており、自分たちが小学二年生だった頃とは比較にならないレベルのゲームでした。
(もちろんまだまだ子供らしい部分はありましたが)
・・やはり、今の時代の子供達へのサッカー浸透率は、我々の頃の比ではないということなのだろうと思います。
我々の頃にはJリーグもなく、TVでプロサッカー選手がプレーするところを見ることもなかったわけですが、今の子たちはこぞってバルサのユニフォームを着て(やはりメッシ選手が一番人気みたいです)、小学校に通っています。
このような、上質なサッカー体験を小さいころから受けることで、心身ともに鍛えられた子供たちが成長していくような社会を作っていけたらいいですね。