心待ちにしていたクラシコ(レアルマドリード vs FCバルセロナ)の一戦ですが、結果から言えばバルサの大勝となってしまいました。
5対1でバルサ勝利。
スアレス選手 ハットトリック。
・・そこだけ見ると、完全にバルサが試合を優位に運んだ試合だったように見えてしまいますが、実際には試合の流れが行き来する、見ごたえのある試合だったと思います。
前半2-0でバルサが勝っており、レアル側はバルサの左からの突破を押さえられず苦しみ続け、「これはバルサの勝利でキマリだろうな」と多くの人が思ったであろう展開でしたが、
何と言っても後半の最初の10分くらいが「伝統の一戦」に恥じない展開だったと思います。
レアルのロペデキ監督が思い切った采配をとり、これまでほとんどやったことのなかった3バックの攻撃的布陣を敷いて、流れを変えにかかったのですが、これが見事に的中し、後半の早い段階で1点返し、一気に押せ押せムードになりました。
その後もレアルがボールを前線に集め、ゴールポストにはじかれてしまった決定的シュートもあり、いつ同点になるか、あるいは逆転するか、という流れになっていました。
・・結局、その後のスアレス選手のあまりにも素晴らしい2点目(距離がかなりある状態での強力なヘディングシュート)が決まったところで一気に流れはバルサに戻り、残念ながらそのままズルズルと4点目、5点目が入り勝負あった、という形になってしまったのですが、それでも、両チームの本気度が凄くて、見ごたえのある試合ではあったと思います。
しかも、5-1という圧倒的なスコアにもかかわらず、試合終了後のデータによると、ボールポゼッションはバルサ53%-レアル47%、シュート数はバルサ14本(うち枠内は9)に対してレアル11本(うち枠内は5本)、パス数もバルサ613本(成功472)-レアル586本(成功445本)と、点差ほど内容に差があるゲームではなかったと思います。
また、やっぱりすごいと思うのが、このクラシコ、すでに106年も続いていて 239試合が行われているのですが、今回の結果を受けてバルサが94勝、レアルが95勝と、まったく結果が偏っていかないということです。
そして観客数も実に9万3千人以上と、信じられないような規模でした。
(骨折で参加できなかったメッシ選手も見に来ていたようです)
ということで、客観的には やっぱりクラシコは特別、今後の両チームの活躍に期待、といった前向きな気持ちで見られたのですが、現実は厳しいと思います。
なにしろ、これによりレアルは9位に転落、リーガでは9月からずっと勝っておらず、しかもDFのマルセロ以外500分以上ゴールを決めていないということで、実に歴史上最悪の状態になってしまっていると思います。
ロペデキ監督のシーズン途中での解任、チームの大幅修正といった、運営側からの厳しい介入がある可能性が大きくなってしまったかと思います。
レアルは次節、なんと元レアルの中心的選手だった元ブラジル代表のロナウド選手(現ユベントスのCロナウド選手ではありません)が会長を務めているバジャドリードとの対決ということで、試練の時は続きそうな勢いです。
なんとかここから盛り返して、得点を重ねて、次のクラシコはリーガのトップ争いになるよう、頑張ってほしいところです。