主な変更についてはこちらのサイトをはじめ多くのNews siteなどで取り上げられているのでいいとして、個人的に密かに期待していた部分について見てみたいと思います。
ひそかに期待していた部分、それは「ショートカットキーのパフォーマンスの改善」です。
この機能、あまり有名ではないようですが、Windows 95以降のWindowsで有効になった機能で、キーボード派には重宝する機能でした。
もう少し詳細に言うと、例えば、デスクトップ上になにかよく使うショートカットを作成しておきます。
そしてそのショートカットに、キーボードのキーを割り当てることで、いつでも、デスクトップが見えていないときでも、そのショートカットを呼び出すことができるというものです。
例えば自分の場合、C:\Temp フォルダを作業領域としてよく使うので、瞬間的に開きたいです。いちいち まずファイルエクスプローラーを起動して、PCを選んで、C:\を選んで・・などとやっていると5~10秒くらい時間がかかってしまうと思います。
そこで、C:\Temp へのショートカットをデスクトップ上に作成し、そしてそのショートカットのプロパティを開いて以下のようにショートカットキーを設定しておくと、いつでもCTRL+ALT+T を押せばC:\Tempが開くようになります。

自分の場合、このようなショートカットキーを20個くらい配置しており、よく使うテキストファイルとか、よく使うスクリプトなどが瞬間的に開けるようにしています。
ところが。
Windows 8.1までは何の問題もなかったのですが、なぜかWindows 10になってから、このショートカットをキーを使って開こうとすると、時間がかかるという(5秒前後)問題が生じてしまったのです。
重いアプリケーションを開くのに数秒かかるというならもちろん問題ではないのですが、フォルダーや軽いテキストファイルを秀丸エディタで開くといった、1秒もかからない動作が5秒もかかると作業に支障をきたします。
ちなみにキーを使わず、そのショートカットのアイコンをダブルクリックするという方法であれば一瞬で開くので、明らかにショートカットキーだけの問題です。
自分としては、何度もInsider programでこのことを報告し、事あるごとにこの問題を「過去のWindowsからの退行」として訴えてきましたが、何億分の1の声ですので、そう簡単に変わるものではありませんでした。
また、おそらくこの機能を活用している人が少ないのだと思います。
なお、Windowsにはほかにもキーボードを使ったショートカットでアプリを起動する方法があります。
タスクバーに固定配置すると、それらは左のアイコンから順に Winキー + 1キー、Winキー + 2キー、Winキー + 3キー・・等を使って呼び出すことができます。
特定のアプリケーションの起動の場合はこれでもいいのですが、ある特定のテキストファイルとか、ある特定のフォルダといったものを直接タスクバーのショットカットキーからは呼び出せませんので、これは代替案にはなりません。
それで、今回のAnniversary Updateでこの問題が改善されないかと、期待しておりました。
結果は・・・
一見、改善されたように見えます。
というのは、OS起動直後や、まだあまり多数のアプリを起動していない状態では、ショートカットキーによる呼び出しは十分に速くなりました。
ところが、(必ずしも多数のアプリを起動するとこうなるわけではないようですが、)以前と変わらない遅い状態になるときもあります。
ただ、以前はOS起動直後でも、いつでも、この問題は100%再現しておりましたので、意図してかどうかはわかりませんが、少し改善されたと言えるかと思います。
この問題が完全に直ってくれないと、自分としてはWindows 10に対する不満がぬぐい切れないと思います。
なお、Anniversary Updateをかけたことによる不具合は今のところ自分では見つけておりません。
ログイン画面やスタート画面の改善をはじめ、よい変更が多数入っていると思います。
Windows 10をお使いの方は、Anniversary Updateをかけることをお勧めします。
Anniversary Updateをかけるには、「設定」から「更新とセキュリティ」を選び、「詳細情報」を選択すると、Upgradeに関するサイトのページに飛びますので、そこにある「Anniversary Updateを入手する」をクリックすると、インストーラーをダウンロードすることができます。