ところで、なぜ満2年の法要を3回忌と呼ぶのか、長年不思議に思っていました。
1周忌の方は満1年で法事を行いますが、3回忌は満2年、数え年の3年目で行います。
統一して行うなら、1周忌の法要が0年目に行われないとつじつまが合わないのではないか、という疑問をお持ちの方も、自分を含めて少なくないのではないでしょうか?
なお、母の3回忌の時はまだ父が生きていて、父が母の3回忌の喪主として取りまとめてくれたのですが、そのとき父は「早いものでもう3年が経ちました」と言い出してびっくりしたのを覚えています。
父は、お寺からの案内に従って3回忌の日程を立てたのですが、完全に混乱していたようで、どうやら本気で母が亡くなってから丸3年経ったのだと信じ込んでしまったようでした。
自分はその時、空いた口がふさがりませんでしたが、混乱して間違えていたのは父だけではないだろうとも思いました。
そこで少し、3回忌という呼び方の背景を調べてみました。
要約すると、ポイントは2つあります。
1つ目は、「周忌」と「回忌」は数え方が違うということです。
周忌は満何年かで数え、回忌は数え年で数えます。つまり、以下のようになります。
亡くなった日 = 1回忌 であり 0周忌
亡くなって1年たった日 = 2回忌 であり 1周忌
亡くなって2年たった日 = 3回忌 であり 2周忌
となります。
ポイントの2つ目は、仏教では基本的には「回忌」の方、つまり数え年の方を使うということです。
したがって本来は、満2年で行う3回忌、満6年で行う7回忌などの方が本流となります。
そういう意味では丸一年の法要も、2回忌と呼ぶのが正しいように思えてしまいます。
しかし、故人が亡くなってから最初の一年間というのは、非常に特別な意味があるとされています。
故人にとって特別な意味があるのは言うに及びませんが、その家族や周囲の人たちにとっても特別であり、その一年間は生活を慎んで、いわゆる喪中という期間となります。
そしてその特別な一年が明けた、外部との接触も通常通りに戻る、ということをお知らせする意味を込めて、丸一年の法要はあえて「一周忌」とするのだそうです。
さて、本題の父の三回忌の法要ですが、カミさんの多大な協力のおかげで滞りなくとり行うことができました。
常に迷うのが引き出物をどうするか、なのですが、今回ははちみつのパッケージにしました。
引き出物を、自分の住んでいる場所以外のところに届けてもらう場合、いくつか気を付けなければならない点があります。
まず、お届けの日付指定ができるお店限定で選択する必要があります。何しろ法事を行う場所(実家)にいられる時間は24時間ありませんから、できるだけ正確に時間指定ができる宅配業者に依頼している店舗が望ましいです。
そして、今回失敗したのが「手提げ用の紙袋」がついているかどうかは確認するべきである、ということです。
紙袋なしで引き出物をお渡しするのは失礼ですが、今回は紙袋がついておらず、困りました。
紙袋がついていないことがあらかじめ分かっていれば、100円ショップなどで袋だけ購入すればいいのですが、夜に引き出物を配達してもらってはじめて気が付いたため、100円ショップは開いておらず、困りました。
それでもなんとか、遅くまでやっているスーパーで交渉して、何か購入することで多めに紙袋を譲ってもらうといった対応で乗り切ることができました。
次は、母の七回忌です。