年甲斐もなく、少年のように興奮しています。
これほどまでに、自分のツボにダイレクトに刺さることがこの世にあったとは!と驚いています。
Nintendo 3DS用の、オンライン販売のみで販売されている、「プチコンmk3」というソフトウェアですが、要するにこれは昔のBASIC言語のインタプリタ環境を、3DS上で実現し、かつ今の時代らしく3D表示などにも対応した、プログラミング環境です。
この起動画面をみただけで、中学・高校時代のPCにはまった頃の気持ちに戻ってしまいます。

このソフトの存在は、随分前から知っていました。
当然興味はあったのですが、あえて購入しませんでした。(ちなみに販売価格は1,000円です)
なぜ購入しなかったかというと、仕事や家事が忙しくてやる暇がないという言い訳を差し引いたとしても、今年は既にラズパイというこれまた眠りかけていたエンジニア魂を呼び覚ますツールとしてはドンピシャのマシンを手に入れたばかりでしたし、また、今の時代に開発系の仕事をしていきたいと思うのならばまずはHTML5+Javascriptで Webプログラミングを極めるべきかと思いますので、これ以上対象を増やす余裕はないと思っていたからです。
しかし、毎月購読している「日経ソフトウェア」で登場するプチコンの記事は実に面白そうで、自分の中の少年時代から残っている部分?の心が躍るのが感じ取れ、また、1,000円は自分にとっては安くないけれどもそれでも酒もタバコもギャンブルも全くやらない(というかあまりそういうことが楽しいと思わない)のだから、こういうソフトウェア開発環境を触ることを娯楽の時間と考えればまあこの1,000円が無駄になっても(買っただけであまり触らなかったとしても)、許容範囲内だろうと考え、購入に踏み切ったのでした。
購入して、すこしプチコンのBASIC言語の命令体系を理解して試して、驚きました。
本当に良くできており、ゲームを作るために必要な命令はほぼ完ぺきな形で素晴らしくデザインされており、これがあれば、昔は一回プレーするのに100円かかっていたアーケードゲームと同等のゲームならば個人で簡単に作れてしまいそうです。
また、3DSにはキーボードがついていませんから、プログラムの入力は以下のようなタッチ画面を使うわけですが、最初にこれを見たときにはこれは面倒くさそうだな・・と思いましたが、これが意外と大変ではありません。

BASICの命令を入力しているときには、インテリセンスといいますか、命令の候補がすぐにでてきて補完してくれるので、どんどん入力できますし、”記号などがシフトを押さないでも入力できるので結構ストレスなく入力できるのです。
また、思えば中学・高校時代は、ブラインドタッチなんてできませんでしたから、入力のスピードはこの3DSのタッチ入力とあまり変わらなかったと思います。
さて、それで、この3DSのプチコンをもしも購入したらやってみたいと思っていたことがありました。
それは、40年近く昔、一世を風靡した「インベーダーゲーム」と同じようなゲームを自分で作ってみたい、ということでした。
そもそも自分が中学時代にPCプログラミングを始めようと思った理由というのは、実に安易で、インベーダーゲームやギャラクシアンのようなアーケードゲームを、お金を気にせずにやりたい(=自分で同じようなゲームをPC上で作ればタダでできる)と思ったからでしたが、結局インベーダーゲームと同じようなゲームは作れずじまいだったのです。
なぜできなかったかというと、自分の考えたインベーダーゲームのアルゴリズムでは、当時の8ビットPCでは重すぎてダメだったのです。
特に、敵がミサイルを撃ってくるようにすると、もうその処理にPCが耐えられず、動きがカクカクしたものんひなってしまい、作る意欲をそがれてしまったのでした。
本来であれば、もっと効率のいいアルゴリズムを考えてCPUの負担を減らせば実現できたはずですし、またプロのゲームプログラマの人たちはそういうことを普通にやっていたのだと思います。
しかし、当時の自分の技術力ではそういうアルゴリズムは作れませんでした。
今、ウン十年の時を越えて、ずいぶん遠回りをして、うっかりUS移住までしてしまいましたが(笑)、やっとPCの世界に足を踏み入れようとした最初の目的が達成されそうな状況となりました。