銀河系とアンドロメダ銀河との衝突でどうなってしまうのか | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

先日、たまたまディスカバリーチャンネルで、宇宙の構造についての番組を見ました。

その中で一つ、非常に興味深かったのが、銀河系とアンドロメダ銀河との衝突についての話でした。

我々の銀河である銀河系と、同じ局部銀河群に所属しているアンドロメダ銀河は、40億年以内に衝突すると考えられています。

ちなみに、アンドロメダ銀河の方が銀河系よりも大きいと言われています。銀河系が約3000億個の恒星(もちろん太陽を含みます)で構成されているのに対して、アンドロメダ銀河の方は約1兆個の恒星で構成されていると考えられています。

また、地球からアンドロメダ銀河までの距離は約239万光年の距離であるとされており、地球から最も近い銀河であるおおいぬ座矮小銀河との距離約2万5千光年と比較するとかなり遠い距離にあることになります。

それでも、40億年で衝突する可能性があるということは、アンドロメダ銀河は遅くとも1億年で3万光年は移動していることになります。。。といっても速いのか遅いのかよく分かりませんね(笑)
もうすこし計算すると、1光年= 約9.5兆キロメートルですので、一年で27075000000キロメートルとなり、一秒間に858キロ移動していることになります。。。超速いですね。


そして、40億年くらい後の衝突ですが、興味深かったのは、なんと、銀河系の恒星と、アンドロメダ銀河がの恒星とが衝突する可能性はほぼ0%だということです。

我々の価値観で考えたらこれはあり得ないことです。
3000億個の恒星の集団と、1兆個の恒星の集団とが衝突するのに、一個もぶつからないなんて、想像できませんよね。
というか、半分以上の恒星がぶつかってしまうのかとさえ思っていました。

なぜぶつからないかというと、恒星と恒星との距離が離れすぎていて、ぶつかる可能性は無視できるくらい小さいのだそうです。
例えば太陽と最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリとの距離は4×10の13乗kmということですが(ちなみに太陽と地球の平均距離は約1億4960万kmです)、どのくらいの距離感かというと、Wikipediaによると「太陽をパリに置かれた卓球のボールだとすると、プロキシマ・ケンタウリはベルリンに置かれたエンドウ豆の大きさのボールに相当する」そうです。

つまり、銀河というのはスカスカなのですね。


では、銀河同士が衝突しても、恒星同士がぶつからないのであれば、すり抜けて、最終的には何事もなかったようにまた2つの銀河は遠ざかっていくのかというと、当然そうはならず、お互いの重力の影響により、まず原型を留めることはなく、融合残骸となり、クエーサーを形成し、最終的にはまた別の銀河になると考えられています。

では、われらが太陽系はどうなってしまうか、ということですが、12%の確率で新しい銀河からはじき出されるようですが、それでも太陽系に対する擾乱は発生しないと考えられているそうです。

とは言っても、そもそもアンドロメダ銀河と衝突する前に、今から約14億年後くらいには、太陽の表面温度が上がりすぎて地球の表面に液体の水が存在できなくなり、生命体はすべて死滅すると考えられていますので、あまり銀河の衝突に関して神経質になる必要はなさそうです。