ドカベンスーパースターズ編 11巻 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

(今回も相当マニアックかつネタバレな内容となっておりますので、ご注意ください)

実はこの記事は、ほぼ一か月前に書いていたのですが、ワールドカップの時期に投稿する気にならず(笑)、放置してしまっておりました。
しかし、気づけば12巻がすでに出てしまい、その記事も書きたいのですが、この11巻を飛ばして12巻の記事を書くのもどうかと思い、今更ながら投稿しています。


この11巻の最大の衝撃は、なんといっても小林真司投手の復活でした。

小林真司投手 - ドカベンシリーズの中でも最も古くからかかわるキャラクターである彼の扱われ方については、自分の中では非常に不満でした。
自分の中の「水島先生に一言申し上げたい」ことのトップ5には入るほど不満でした。

一番のツッコミどころは、なぜドカベン高校3年の春のセンバツ甲子園大会で、小林選手の東郷学園が甲子園に出場しなかったのか?ということです。

小林選手は、ドカベン高校野球編の中で、最も重要なライバルの一人といっても過言ではなかったと思います。
なぜなら、山田太郎選手と小林選手とは中学時代から対戦しており、一度は野球を辞めるような事件にまでかかわっていました。
また、不動のエース里中投手が、中学当時小林選手がいたために一度も登板できなかったという、因縁もありました。(ドカベン31巻参照)

そんな小林選手は高校時代にアメリカに野球留学し、2年生の時にナックルを覚えて帰ってきました。
殿馬選手のハイジャック事件の時にも登場しています。(ドカベン34巻参照)

そして満を持して、高校3年の春の大会(つまり、明訓が弁慶高校に破れた大会の次の大会)で、東郷学園のエースとして登場しました。(ドカベン41巻参照)

本来であれば、地区予選の決勝戦で明訓高校vs東郷学園が実現する予定でした。
しかし大雨で決勝戦は中止となり、もともと上位2校が次の関東大会に進むことになっていたため、その決勝戦は幻となりました。

そして関東大会、これも順調に進めば決勝戦で明訓高校vs東郷学園となるはずでした。
ところが、明訓高校の方こそ順当に決勝まで勝ち進んだものの、東郷学園の方は、準決勝でキャッチャーのサヨナラ後逸で負けてしまいました。
ただ、その後逸した球が、初めてお披露目されたナックルであり、その期待感から、センバツには選ばれるものと思われました。(3校が選ばれることになっていました)

その流れを見て、当時の自分は思いました。
なるほど、水島先生の考えているストーリー展開は、東郷学園小林選手との対戦を、ドカベン高校野球編の最後の試合にするつもりなのだ、そのために地区予選でも、関東大会でも対戦せず、きっと甲子園大会の決勝戦でこの2校はついに対戦し、因縁を果たして最終回を迎えるのだと思いました。

ところが。
どういうわけか、東郷学園は関東の代表3校に選ばれませんでした。
代わりに選ばれた高校は、準決勝で明訓にあっさりコールド負けした日光学園でした。
それでも、その日光学園のキャプテン日野投手が、「甲子園では絶対にこの雪辱を果たしてやる!」とどアップで言っていたので、きっと小林選手との因縁の対決以上のドラマをみせてくれるものと思っていました。
ところが、甲子園大会ではその日光学園はまったく描写されず、もちろん明訓と対戦することもなくあっさり負けてしまいました。
この展開は、全く信じられないものでした。

もっと言えば、その春の甲子園大会はあり得ないほどつまらないものでした。
一回戦の通天閣高校戦、二回戦の花巻高校戦まではまあよかったのですが、そのあとはもう、決勝戦も含めて消化試合でした。
せっかく土佐丸高校との最後の対決もあったのに、一瞬(連載2回分弱)で終わりました。

話が少しそれましたが、結局、「何のために東郷学園・小林選手を春の大会に出したのか」が全く納得できない内容でした。
あんな中途半端な展開にするなら、小林選手を出す必要はなかったと思います。

おそらく実情は、最初は水島先生は東郷学園と明訓高校を甲子園で対決させるつもりで書き始めたのだと思いますが、途中で(多分関東大会の最中くらい)先生の士気が下がってしまったか、もしくは弁慶高校に負けた後からドカベンの人気が急速に下がり、打ち切りに追い込まれてしまったのではないかと思います。


すみません、前置きが長くなりましたが、その小林投手が実に30年以上の時を経て、今ついにドカベンの世界に帰ってきたのです。
これを期待しないでいるのは無理というものです。

しかも、背番号18です。今後は里中投手と並ぶ、スターズの2枚看板投手として決勝まで活躍してくれると期待しています。

ただ、その登場にはかなり無理がありました(笑)
さあこれから阪神戦だ、という日の朝いきなり宿舎の前でメンバーと初対面し、そのままその日の試合、しかも負けの許されないトーナメントでいきなり先発投手という展開は、いくらなんでも無理があったかと思います(笑)

また、対戦相手の阪神に、北の狼・火浦投手と南の虎・大島選手が入ったことで選手層がかなり厚くなり、試合としてはかなり面白くなりそうです。
南海権佐選手と岩鬼選手のぶつかり合いも大きな見所です。

この試合もきっと、コミック4冊分くらいの長い話になるものと思われます。