SONYブランドのVAIOがなくなってしまうことが発表されましたが、これは個人的には大変ショックなニュースでした。
http://www.sony.jp/info/20140206/index.html
今までに、新品で自腹購入したノートPCだけでも10台以上購入してきましたが、中でも最も多数購入し、また実使用上の満足度としても最も高かったのがVAIOシリーズでした。
一般的に、VAIOシリーズが人気があった理由は第一にスタイリッシュだったから、ということだったと思いますが、自分にとってはそれ以上に、性能の高さ、特にカタログに掲載されないような細かいところの性能の高さが長くVAIOを選択してきたポイントでした。
例えばデバイスドライバの提供方法などです。
最初に購入したVAIOは Z505D という製品でした。
http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/PCG-Z505/index.html
15年くらい昔の製品です。
購入の決め手は、CPUにPentium2を搭載していた、ということでした。
当時、Pentium2をCPUとして搭載しているノートPCはあまりありませんでした。
ほとんどは、PentiumMXという、一世代前のPentiumにMMX拡張機能を追加したCPUを採用していました。
しかし実は、PentiumとPentium2は名前こそアップグレード版のような名前になっていますが、実際には別ものと言っていいレベルの違いがありました。
初代Pentiumが市場に出ていたころ、もう一つの別のアーキテクチャのCPUである、Pentium Proという製品が存在していました。
PentiumはP5アーキテクチャをベースとしており16ビット互換モードで使用されることを意識して作られていたようですが、Pentium ProはP6アーキテクチャを初めて採用した、。32ビットネイティブモードでのみ動作させることを前提としたCPUでした。
そしてPentium2は、Pentiumの後継ではなく、Pentium Proの後継だったのです。
ちなみに当時主流だったWindows95は基本的には32ビットOSでしたが、過去のWindows3.X用のアプリを実行したりDOS窓上でアプリを実行したりすると16ビット互換モードで実行されるという、32ビットと16ビットの両方の側面を持ったOSでした。(※完全に32ビットOSになったのはWindows2000から、もしくは正確にはWindowsNT4 Workstationからでした。)
しかし実際には、Windows95の大ヒットのおかげで、32ビットネイティブのアプリが多数出るようになり、32ビットモードに強いCPUこそが、将来有利になるといえる状況でした。
したがって、時代はPentiumの後継ではなく、Pentium Proの後継へ移りつつありました。
そしてそのPentium Proから、16ビットの命令の実行速度を改善してMMXの機能を追加し、キャッシュを大幅に増やしたのがPentium2でしたので、この良いとこ取りのCPUは当時としては待望のCPUだったのでした。
その待望のCPUを、VAIOは積極的に採用していたのです。
その後もVAIOとして、購入意欲をそそられるようなモデルがいくつもリリースされてきました。
しかし、そんなVAIOがSONYブランドから離れて、これからは日本産業パートナーズ株式会社(JIP)からのリリースとなるということです。
実は、今も新しいノートPCの購入を検討していました。
というのも、昨年は「タブレット変形型のノートPC」にこだわって、結局Surface Proを購入したのですが、実際に使いこんでもタブレットとして使うことはほとんどなく、結局ノートPCは従来までのシンプルな形がベストという結論に、自分の中ではなっていました。
ただし、ノートPCは画面が13インチ以上は必ずあって、タッチスクリーンはやはりあった方が便利で、そして毎日持ち歩ける軽さと薄さが必要であるという結論に至ったのですが、今使っているSurface Proは、なんといっても画面が小さく、タッチカバーだけで一日中仕事をするのはちょっと厳しい、という状態です。
そこで、そんな要望を満たすノートPCを探していたのですが、はやりVAIOシリーズの、Pro 13が一番であると考えていました。
http://www.sony.jp/vaio/products/p3/
しかし、SONYさんからのリリースでなくなる(=今までとは、サポート体制などが変わってくる可能性がある)ことを考えると、ちょっと躊躇してしまいます。
うーむ、SONYブランドではないVAIOに手を出すべきかどうか・・あまり早計な判断をするべきではなさそうです。