ドカベン ドリームトーナメント編 第7巻 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

今回の第7巻は、ある意味度肝を抜かれる展開でした。



なにしろ、あの南海権左選手(吉良高校出身)が、阪神タイガースに入団していたのですから。
それだけではありません。
「男どアホウ甲子園」の藤村甲子園投手と、恋女房キャッチャーの豆タンが、阪神の先発で登場し、ちょっとマニアックなところで言えば東海高校出身の雪村選手も阪神の選手として出場しており、なんと阪神は和田監督を除くすべての選手が水島先生のキャラクターなのです。

こうなると、本当にもう、このシリーズは「今まで水島先生の野球漫画を読み続けてきた人たちへのファンサービス」ですね。

新しい読者がつくことはほぼ考えられない、古い読者のためだけに描いてくださっていると考えて間違いないと思います。

しかし、これはこれでいいのではないかと思います。
前にもこのブログで書きましたが、水島先生が全く新規のキャラクターとストーリーで新しい野球漫画を描いても、正直なところ今時の野球漫画には、あらゆる面で太刀打ちできない状況だと思いますので、(それは漫画家のレベルが全体的に引きあがったということですから、好ましいことだと思いますが、)今、水島先生に描いてほしい漫画は、これまでに水島先生が生み出してきた、読者の記憶の中で生きているキャラクターたちの「夢の対決」を次々と実現させるような漫画だと思いますので、そういう意味ではまさにこの「ドカベン ドリームトーナメント編」は先生に描いてほしい、先生にしか描けない内容だと思います。

「夢の対決」という観点で言えば、個人的に見てみたかったのは、藤村甲子園投手 vs ドカベン山田太郎選手 の対決でした。
実は藤村投手は「大甲子園」の中ですでに登場しており、その時はすでに肩を壊して引退し、甲子園球場の整備員としての登場だったため、その大会から約10年後の設定であるこのドリームトーナメントに復帰するのは本来相当無理があるのですが、逆にそういう物理的な制限をとりはらって「夢の対決」を描けるのが漫画の世界のいいところともいえると思います。

しかし、藤村甲子園投手 vs ドカベン の対決を見るためには、今始まった阪神タイガース vs 四国アイアンドッグス の試合にて阪神が勝たなくてはなりませんので、それはまず考えられないと思います。
四国アイアンドッグスは水島先生のキャラクターの中でも特に完成度の高い選手、不知火投手や土門投手、犬飼兄弟などで構成された夢のチームですから、このチームと東京スーパースターズが対戦しないわけにはいきませんので、阪神は勝たせないと思います。


・・話が飛躍しましたが、この第7巻で、長かった一回戦第一試合 東京スーパースターズ vs 新潟ドルフィンズ の試合が終わりました。

気になっていた投手リレーは、あまりびっくりするような展開はありませんでした。
それまでキャッチャーをやっていたKジロー選手が再び登板して最後まで投げたのですが、そもそも彼が先発しなかった理由は彼の球を受けることのできるキャッチャーがいなかったからという設定だったはずなのですが、それまでセンターを守っていた選手が普通にKジロー選手の球を受け、キレのある変化球も、MAX158km/hの超剛速球も問題なく受けていました。
だったら最初からKジロー選手が先発すればよかったのでは?」と思ったのは自分だけではないと思います。

いずれにしても、延長13回、試合時間6時間超というこの長い試合は、コミック6冊で終了しました。
150巻以上に及ぶドカベンシリーズの中でも、ひとつの試合に6冊かけたのは、たぶん「大甲子園」の準決勝、青田学園 vs 明訓高校以来のことだと思います。
※ちなみにその青田学園戦は、延長18回で決着がつかず再試合となったため、全部で8冊にもおよぶ長い試合となりました。


おそらく、このドリームトーナメントの決勝戦は 東京スーパースターズ vs 京都ウォーリアーズ (微笑監督)になると思いますが、その決勝戦にたどり着くまでにはまだ数年はかかり、そしてその決勝戦はこの一回戦以上の長い試合になることが予想されます。