今のチームで、プロジェクトマネージャーとしての仕事をしよう | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

今のチームで唯一 プロジェクトマネージャー(以下PM)をされていた方が他の部署へと行かれました。

諸事情あってその一人分の埋め合わせはなく、結局そのPMの部分は自分が兼任することとなりました。

当然仕事は倍増することとなり、また、新しい仕事を担当するときには覚えなくてはならないことも多数あり、常識的には考えられないような忙しい状況となっています。

表面的に見ると、「面倒な仕事を押し付けられた」というように映りがちな状況に見えるかも分かりませんが、これは自分としては望ましいことであり、有益な変化だと思っています。(※元々、以前から自分の上司にはPM系の仕事に興味があると伝えていたので、これは決して無茶な話ではありません)

有益な変化だと思っている理由は複数ありますが、最大の理由は、

今の時代により多く求められているのは、「職人」よりも「管理者」である

と思われる、ということです。

昔の日本は、少なくとも自分がまだ幼かった頃は、ある分野に精通した職人、特に物を作る能力にたけた技術職が、多数求められていた時代だったと思います。
まだまだ手作りで物を作ることが多い時代だったので、技術者一人一人の能力に依存する部分が大きく、結果、より技術力が高くて精度の高いものを作れる技術者が世の中で必要とされてた時代だったと思います。
なお、本当は自分は、職人になりたいタイプの人間です。

しかし今は「マネージメントの時代」に変化していると思います。
多くのものは機械で自動的に作ることができるようになり、また人間の手で作る必要があったとしても人件費の安い国で作って日本で売るというビジネスモデルが主流になっていますので、求められるのはいかにしてそういう状況をマネージして効率よくビジネスを回すか、という部分で強力なドライブ力を発揮できる人材、すなわちスキルの高いプロジェクトマネージャーが求められる時代になっていると思います。

もちろん、技術力の極めて高い、いわゆる「匠」のような技術者は絶対に必要だと思いますし、本当に世の中を変えていける革新的な発明・開発ができるのはやっぱり技術者だと思いますが、求められる人数は確実に減り、また今の時代で生き残れるレベルの「匠」とは相当高いレベルの技術力を求められると思われ、もはややる気と情熱だけで食べていける職種ではなくなりつつあるような気がします。

例えばソフトウェアを作るための技術者、つまりプログラマーについて考えたときに、昔は最初からOSが提供している機能やライブラリ等で用意されている機能というものが弱く、あらゆることをプログラマーが作り込まなくてはなりませんでした。
したがって、プログラマーという職種はまさに引く手あまたで、基礎的なプログラミング技術について知っている人であれば、いくらでも仕事がありました。

しかし今では、OSやライブラリが提供している機能というのは強力であり、しかも把握しきれないほど大量にあります。
したがって多くのプログラマーに求められる能力は、いかにしてそれらの用意された機能を組み合わせるか、またいかにして自分の求めている機能を探すか、ということが重要となっており、昔のように「クイックソートを自分でコーディングする」というような能力が求められない状況になっていると思います。
(少なくともうちの会社はそういう状態だと思います。)


したがって、今後のことを考えると、特にうちの会社の場合は、プロジェクトマネージャー系の仕事に積極的に挑戦し、マネージメント能力のスキルアップを目指す方が先につながりやすいと思われます。

だから、再び(みたび?)PMの仕事ができることは、喜ばしいことだと思っています。
まだ今は100%PMの仕事ができるわけではありませんが、これをきっかけに、また新たなステージへと進んでいきたいところです。