申し訳ありません。
自分は今週の火曜日あたりに、食糧の買い込みに走ってしまいました。
TV等で今回の買い占めのことが問題として取り上げられるようになる少し前のことでした。
オイルショックや冷害などと違って、商品そのものが日本全体で極端に品薄になっているわけではありませんから、今後食糧が買えなくなるといった状況になるとは考えにくいことは明らかでした。
しかしながら、第一に、福島原発の影響が東京にまで及ぶ可能性があり、買い物などのために外出することが簡単ではなくなるという噂を聞きました。
そしてもう一つは、普通に買い物にスーパーなどに行ったところ、お米や水などが既にほとんど売り切れになってしまっており、このままでは普通にお米を買おうと思っても買えなくなってしまう=自分も予め家族を守るために買っておかざるを得ない、と目先だけを見て考えてしまったのでした。
冷静に考えれば、福島原発の状況がさらに悪化したとしても、さすがに東京で外出が困難になるような事態になることは、ほぼ考えられません。
また、スーパーで商品が一時的に消えてしまっても、モノ自体は少なくとも西日本には普通にあるわけですから、流通経路が回復すれば、これまでとほとんど変わらない状況になることも容易に想像ができます。
さらに、我々が備蓄用食糧などを買い占めれば買い占めるほど、被災地へ送る分が減ってしまうのもすぐに考えられます。
そのように簡単にわかることをしっかり考えず、ただ目の前でどんどん商品が消えていく状況に惑わされて、「これは自分も買っておかなければ手に入らなくなる」と短絡的に考えてしまったことを恥ずかしく思います。
こういう時にこそ、目先の状況にとらわれずに、きっちりと全体像を把握して、先のことを見据えて自分がやるべきことをやるべきです。
逆に、このような状況の中だからこそ見えた、本当にやさしい人たちの気持ちもありました。
実は昨日、「今東京では、買い占めの混乱のために、オムツが買えなくなってしまった」という状況を、Facebook上で英語で書いたのですが、するとすぐに、アメリカに住んでいる仲間、以前は一緒に仕事をしていた仲間の中の何人かが、「アメリカからすぐにオムツを送るから、サイズと必要枚数を教えてくれ」というようなメッセージをくれたのでした。
彼らは極めて忙しい人たちなので、そもそも自分のFacebookの書き込みなどを見ていてくれただけでも有難いことでした。
また、アメリカからオムツのようにかさばるものを送ることがどういうことかも十分すぎるくらい分かった上で、そのようなことを言ってくれたことにも、心を温められました。
彼らを見習って、このような状況であっても冷静に、他人にやさしくできる人間になりたいものです。