昨年3月に発売されたCore i7の980Xは、コアを6個内蔵していてかつハイパースレッディングにより実際には12コアのような動作をし、クロック3.333GHzで動作するということで、極めて高性能だったのですが、何しろCPUだけで10万円くらいするので、ちょっと手が出ない感じでした。(ちなみに自分が使っているCore i5は決して性能は低くありませんが、販売価格は2万円を切っていました。そう考えると、いかにCore i7 980Xが高いかわかります)
しかも、TDPが130Wとなっており、昔の高発熱・高消費電力CPU時代を思い出してしまうような仕様でした。
ところが、先日発売開始になったCore i7の第二世代・Sanday Bridgeは非常にエコなCPUであるにも関わらず、高速なのです。
クロック2.8GHzのやや遅めのモデルはTDPが65Wと、実にCore i7 980Xの半分に抑えられています。感覚的には発熱量・消費電力が半分(とは現実にはいかないのですが)近くまで抑えられています。
クロック3.4GHzの高速版でさえ、TDPが95Wと、前モデルからずっと良くなっています。
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また、今回からはグラフィックチップ(GPU)が必ず入るようになりました。ゲームユーザーには内蔵GPUは不要かも知れませんが、それ以外のユーザー、ビデオ編集をしたり動画を複数同時に開いたりすることが多い人であっても十分と思われるようなチップです。
コア数は4個(スレッド数8個)となり、前モデルの6個に比べて少なくなっていますが、これはGPUを内蔵した分がダイの面積を取っているのだと思います。(プロセスルールは同じ32nmです)
その分、DMI(Direct Media Interface)=マザー上のチップセットとデータのやりとりをする際の速度が倍速になっているので、体感的にはむしろ速くなる可能性があります。
そして最も素晴らしいのが販売価格で、今回の新世代のモデルのハイエンド Core i7 2600K が安いところでは3万円強という、前モデルの実に3分の1程度の値段で出ているということです。
これはもう、速いPCが欲しい人はすぐに買うべし・・と言いたいところですが、一つ問題があります。
それは、CPUソケットの形状がこれまでのLGA1156やLGA1366とは互換性がない、LGA1155になっていることです。すなわち、これまで使っていたマシンのCPUだけを差し替えて即動作、ということはありえず、必ずマザーボードを交換する必要があることになります。
マザー2万と考えると、CPUと合わせて約5万でいきなり超高速マシンになりますね。
さて、うちではどうしよう・・って、それどころではないのでした!
うちの子には、0歳児から「開発者養成ギブス」をつけないと!(just kidding)