主人公の少年が、小学校の宿題で「世界を変えるためにできることを考えてくる」という課題を与えられるのですが、彼が考えたアイデアは、「誰かに何か親切にしてもらったら、そのお返しをその本人に返す(Pay it back)のではなく、全く別の人3人に対してする(Pay it forward)」というものでした。
映画の中では、主人公の男の子がその Pay it forward を実際に行おうとして、色々なことが起こっていくという大変興味深い内容なのですが、現実にこれを行うのは不可能だろうと思っていました。
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ただ、もしも本当にこれを実現できたならば、本当に世界は変わるかも知れないという夢もありました。
そもそも人間というのは、「感謝すること」をエネルギーにしていく力があると言われています。
「感謝されること」以上に「感謝すること」がエネルギーを生むというのです。
例えば人を褒めるとき、その効果は実は褒められた人以上に、褒めている人自身がいい影響を受けるのだそうです。
したがって、自分が受けた恩の3倍を誰かにフォワードするというのは、その本人にとって通常の3倍のいい影響を生むことになります。
さらに、その「感謝」が3倍、9倍、27倍・・・とネズミ算的に拡大し、やがて地球上は感謝の気持ちで覆い尽くされることになるはずです。
考えただけでも心が温まるような、素晴らしい「世界の変化」だと、自分は思います。

そして、その映画を見てから10年近くたった今、些細なことからではありますが、そのPay it forwardを一日だけでも実現しようという動きがあったのです。
Facebookの中で、21,320人もの人が、一日ではありますが Pay it forwardを実践するという活動に参加していたのです。
もちろん、実際に行う行動は、コーヒーをごちそうするとか、募金をするとか、小さなことではあるのですが、きっと参加した人たちは、その潜在意識にいい影響を与えたに違いありません。
(ちなみに映画の中では、車を知らない人にタダであげてしまうような人まで表れます)
Pay it forward・・・ 本当は、とてもやってみたい活動ですが、特に日本ではこれをやるのは抵抗がある。。というのは自分だけではないと思います。おそらく日本でこれをやったら、かえって不審者として、下手をすれば警察に通報されるかも知れません。
世界を変えるために、自分たちに実践できること・・我々に今、何ができるのでしょうね。