「市役所の提供しているサービス」というと、なんだか堅苦しい、あまり現実ではない、不親切、といった印象を自分などは抱いてしまいがちでした。
しかし、20年も前ならいざ知らず、最近の市役所のサービスは利用者の立場に立って提供されているものも多いように思います。
今日受けたトレーニングも、市の提供しているものだったのですが、非常に内容の充実したもので、これから親になる市民のために必要なことを2時間半くらいの時間に凝縮した、素晴らしいものでした。
特に役に立ったのは、沐浴のトレーニングです。
赤ちゃんの人形を使って実際にお湯に入れて洗うのですが、ベテランのお母さん先生が4~5人いらっしゃって、会場に来ていた数十人の父親予備軍を指導してくださり、大変いい練習になったのでした。
これで、本物の赤ちゃんをいきなりお湯の中にドボンと落としたりしないで済みそうです。
(うちの子が、自分に似て変なところでトロ臭い人間にならないことを願います)
また、これもなかなか体験できない機会だったのですが、「妊婦さんがどれほど重たいおなかを日々抱えているのか」を体験することもできました。
おなかの部分に8kgもしくは10kgの重りを入れたジャケットをつけて、立ったり座ったり、階段の上り下りをしたり、寝返りを打ったりするのですが、これがやってみると非常に動きにくいもので、体がフラフラして、階段の下りなどすごく怖かったりします。
一般に、男性(夫)が妊婦(妻)に対してサポートするというと、出産立会いなどのことを最初にイメージしてしまいがちですが、それよりも妊婦さんの日常の生活を支えること、例えばもしも今まで部屋の掃除を奥さんがしていたならそれを代わるとか、料理をするのは難しいとしてもせめて料理をリビングまで運ぶ作業はすべて手伝うとか、そういう身近なことが重要なのだと再認識しました。
なお、母親向けのトレーニングとしては、産道を最善の状態にするための座り方や簡単なストレッチなど、これも興味深いものでした。
それにしても、その講師の先生がすでに子供を5人を生んでいらっしゃるそうで、それも驚きでした。