電話によるコミュニケーションは、実際に会ってのコミュニケーションに比べて難しいと言われています。
会話以外の情報を伝えることができないからです。
人間のコミュニケーションは、表面的には会話の中に集約されていると考えがちですが、実際には表情や手振り、目線や座り方といった、会話以外の要素を使ってのコミュニケーションがかなりの情報を伝えていると言われています。
また、3人以上で会話をしている場合、「誰が次に話そうとしているか」を読み取ることが重要になると思います。
呼吸で次に話そうとしている人の気配を感じたり、次に話をしてほしい人に目線が集中したりといったことで、多人数の会話を成立させていくかと思います。
これはまさに、同じ場所で会話をしているからこそできることであると思います。
したがって、これが電話で3人以上で会議などをするということになるとかなり難しくなると思います。
電話会議に参加している人の状況がほとんどわからないため、自分が話をしていいのか、誰かが今話を切り出そうとしているのか、そもそも参加者全員がその会話に耳を傾けているのかさえわからないと思います。
同じ電話会議であっても、とりあえず1:1であれば、基本的に会話はキャッチボールのように相互に行う場合が多いので、相手の声のトーンや話し方、話の内容などから相手の様子を想像することができると思います。
場合によっては、相手の様子を途中で聞くこともできるでしょう。
しかし3人以上になると、とたんに事情がかわってくると思います。
さらにこれが英語での3人以上の電話会議となると、さらに難しくなるかと思います。
その電話会議の中で、もちろんそもそも自分が話したいことがすぐに英語で口をついて出てこないようだと流れについていけなくなってしまうと思いますが、たとえ母国語と同じスピードで英語で話を切り出すことができたとしても、自分の意図したタイミングで自分の話を電話会議の中で差し込んでいくにはコツがいるように思います。
英語と日本語では、会話のリズムが違いますし、話を切り出したり話題を切り替えたりするタイミングも異なるかと思います。もちろん英語の中でも、アメリカ英語とイギリス英語ではそういうタイミングに違いがあるかも知れませんし、アメリカ英語の中でも地域による違いもあるかも知れません。
また、ただひたすら速く、自分の話したいことを他人が話を切り出す前にねじ込んでしまえばいいというわけではないのは明らかです。
適切なタイミングで、適切な内容を的確に話していく必要があると思います。
自分の場合、今の仕事では週に2回程度そういった3人以上の英語での電話会議があるため、そのような会議における話の入れ方のコツを身に着けていく必要があると感じています。
もちろん、そういった多人数の会議を出張などをせずに頻繁に行うことができるのは非常に有益なことなので、こういった会議に多数参加できることに感謝して、成長していきたいものです。