ワールドカップの日本vsオランダ戦の前にずっとそのように思っていました。
もちろんサッカーに限らず、またスポーツに限らず、結局「勝利する」ということと「実力が相手に勝っている」ということは別の事であるということは、誰もが認識していることだと思います。
もしも実力差だけで試合の結果が決まるのなら、なにも試合などしなくても、それぞれのチームの各選手の体力測定をしたり、技術力測定をしたりしてその総合得点のようなものを割出し、その得点が勝っているほうのチームが勝ち、ということにすれば、怪我をする選手も減るでしょうし、効率がいいのかも知れません。
しかし実際の勝負事というのは、各チームの実力だけで決まるわけではなく、その日のコンディションだったり、タイミングだったり、運だったり、色々な要素が複雑に絡んで結果につながるものだと思うので、ひょっとしたら実力というのは、それほど大きな要素ではないのかも知れません。
ただ、それでもやはり実力のあるチームが勝つ確率が高いのは、ひょっとしたら、実力のあるチームの選手たちの方が、「自分たちは勝つ」というイメージを強く抱いていて、潜在意識の深いところまでその「勝った自分たち」のイメージが浸透しているために、より勝利する確率が高いのかもわかりません。
そして、今日の日本vsオランダ戦においては、日本の選手たちの潜在意識の中に「勝てないかも知れないけれども、それほど大きな点差はつかない」というようなイメージが浸透していたのかもしれません。
もちろん、表層心理のレベルでは、全員が「我々は勝つ」と強く思って試合に臨んだに違いありませんが。
今日の結果は、なるべくしてなった、というところなのかも知れませんね。
ところで今回、最も強く「勝利」のイメージを持っているチームは・・ここまで見てきた限りでは、アルゼンチンでしょうか。
今大会No.1ストライカーとして呼び声の高い、10番の似合う男・メッシ選手と、もはや生きる伝説の域に達している天才・マラドーナ監督の存在感が群を抜いていると思います。
「実力のあるチーム」という意味ではスペインがNo.1という評判でしたが、試合内容を見る限り、勢いや運なども含めて、アルゼンチンに分がありそうな気がします。