何か新しいことについて、みんなでアイデアを出し合って、それなりにアイデアも出て、一応結論らしき形はでるのだけれど、なんとなく時が流れて、そのアイデアのこともみんな忘れて、結局いつもと大して変わらないことしかやらない -
・・そういうことって、意外と多かったりするものではないでしょうか。
自分の場合も、思い当たる節が数えきれないほどあります(^_^;;
さて、今日はある開発者向けのイベントで、新しいテクノロジーに関してみんなで議論をした結果を報告してくださった人達がいました。
その議論は一か月くらい前に行われたものなのだそうで、日曜日に3時間くらい、10人前後の人達が集まって、新しいテクノロジーを使って何か今までにないことができないか、アイデアを出し合ってまとめたのだそうです。
そしてあわよくば、その時間の中でプロトタイプとなるようなプログラムを作ってお披露目する、というところまで目指していたそうです。
しかし、今日の報告を聞くと、「それなりのアイデアも出て、一応まとまったのですが、プログラムを作る時間はありませんでした」という内容でした。
・・やっぱり、そんなもんだよねえ。。。と思って聞いていました。
ところが。
その発表はそれで終わりではありませんでした。
その発表者の方は、話し合いの後「このまま形にならないまま終わったのでは意味がない!」と思い、一人でそのアイデアを具現化すべく、動くものを作って持ってきたのです。
しかもそのプログラムには、デバイスドライバのないセンサーなんかも制御する必要があったので、デバイスドライバも自分で書いてきたそうで、そんな簡単なプログラムではないことは間違いありませんでした。
素晴らしい!と思いました。
そのプログラムそのものが素晴らしい!という以前に、「出し合ってまとめたアイデアを絶対に形にする」という姿勢が素晴らしいと思いました。
最初に書いたように、我々はよく、せっかくまとめたアイデアを、時間がないからとか難しい部分があるとか理由をつけては、結局実践しないというパターンを繰り返してしまいます。
しかし、この発表者のようにとにかく形にしてみる、という姿勢を貫くと、必ず新しい世界が開けると思います。たとえ形にしてみた結果、結局それはボツということになったとしても、です。
どんなこともそうだと思いますが、ただ考えるだけで終わらせるのと、それを実際に実行してみるのとでは大きな違いがあるものだと思います。
実際に実行して、形にしたとき、まるで想像もしなかったようなことが起こったりするものではないでしょうか。
とにかく手を動かす、アイデアを具現化することにこだわるという生き方は、必ずしもクレバーな生き方とは言えないのかも知れませんが、自分の魂が喜びそうな、心の底からの満足感が得られそうな、素敵な生き方だと思います。
自分も見習いたいところです。