CPUにCore 2 Duoの P9500 2.53GHz を搭載し、メモリに4GB搭載するこのマシン、 一年前にはほぼ「理想的なノートPC」として購入したマシンだったのですが、今や小さなテキストファイルを開くだけでもストレスを感じるほどに遅くなってしまっています。
原因は、おそらくあるソフトをアップグレードしたせいだと思われます。
しかしもはや、そのソフトをダウングレードするという選択肢はありません。
そうでなくても、いろいろこのマシンの上でやりすぎておそらく不要なサービスや常駐プログラムなども走っているような状態です。
いい機会なので、思い切ってこのマシンのOSを、これまでの Windows7 Professional 32ビット版から、Windows7 Ultimate 64ビット版に入れ替えることを決意しました。
当然、このような32ビットOSから64ビットOSへの直接的なアップグレードはできませんので、一旦C:ドライブをすべてクリーンにして、最初からインストールしなおす必要があります。
また、このマシンはVAIOなので、VAIO独自のアプリケーションソフトやこのマシン固有のデバイスドライバなども一旦消えてしまうことになります。
当然、このマシンに適合する64ビットOS用のデバイスドライバを入手する手段はないのですが、今のWindows7のインストーラーは大変優秀で、最初から用意されているサードパーティーのデバイスドライバの数も数千にのぼると聞いた記憶があります。
したがって、個別にデバイスドライバを入手しなくても、Windows7 64ビット版を普通にインストールするだけで、かなりのデバイスは認識してくれるのではないか、と楽観的に考えて(笑)インストールに踏み切りました。
仮に、64ビット版がダメでも、どのみち32ビット版OSをクリーンインストールしたいと思っていたので、この実験自体はローリスクです。
さて、インストールは非常に簡単でした。
64ビット版だからと言って特殊なことは何もなく、32ビット版のインストールとなんら違いはありません。
一時間もしないうちに、見事にこのマシンは64ビットネイティブで動作するマシンとして生まれ変わりました。

Office2010 Beta、Visual Studio 2010 Betaなどをインストールして使ってみたところ、今までのストレスが嘘のように快適に動作するようになりました。
Word, Excel, One Note, Outlook を同時に開いて使用し、 Visual Studio 2010でソース管理とバグ管理をして、秀丸を常駐させて大きなテキストファイルをいくつか開いても、メモリはまだまだ余裕があります。

これまで32ビット版と比較して、純粋にメモリが1GB増えているわけですから、メモリに余裕が感じられるのは当然です。
しかし。
残念ながら結局、64ビットOSをあきらめることにしました。理由は以下の通りです。
1. SDカードリーダーが機能しない。これはノートPCとしては致命的です。
2. OSがスリープモードに入れない。休止状態ならば入れるのですが。これはチップセットのドライバがないからだと思われますが、これもノートPCとしては致命的です。
3. 「ホットキー」が効かない。たとえばFnキーを押しながらF2を押すとミュートとの切り替えができなどの機能が効かない。これもできれば欲しい機能です。
4. チップセット内臓のGPUと、独立したNVIDIAのGPUを切り替える機能が効かない。この機能はこのマシンの目玉機能のひとつなので、これが使えないのは痛い。
他にも細かな問題があったり、VAIO独自のソフトなどは当然すべて諦める必要があったりと、ちょっとメインのノートPCとして常用するには厳しい状態です。
しょうがないので、32ビットOSを入れなおす予定です。