気持ちの整理 不思議なくらい前向きになる94のヒント
この本の中で最も印象に残ったエピソードが、表題の通り、「勝手にしやがれ」と思うことの効果でした。
つまり、周囲の人たちがどうしているのかいちいち気にしないで、他人は他人、自分は自分、というようにわりきって考えることで気持ちが楽になる、という話です。
もちろん、そのように周囲に流されないで自分の意思をしっかり持って生きることで心が安定する、という話は誰もがどこかで聞いたことがあると思います。自分も聞いたことがあります。
しかし、この本の「勝手にしやがれ」と心の中でつぶやく、という手軽さが印象に残りました。
「勝手にしやがれ」という一言は、意外と自分の心の中では効果がありました。
生きていればどうしても、気に触るようなことを言う人に会うこともあると思いますし、他人の行動が気になってしまうこともあると思います。
しかしそんなとき、心の中で一言「勝手にしやがれ」とつぶやくと、意外とあっさり自分の心がリセットされることに驚きます。
そもそも「勝手にしやがれ」というセリフは、「突き放す」ためのセリフだと思います。
他にももっと強い突き放しのセリフもあると思いますが、あまり強すぎると今度はその突き放すためのエネルギーが必要以上に充てんされてしまい、心が健康になるどころか、別のストレスがたまってしまうように思います。
だから、軽く「勝手にしやがれ」とつぶやくぐらいが丁度いいようです。
本当はもちろん、そんなことをつぶやかなくても心を平静に保てるようになるのが一番いいのですが。