そもそもLet's Noteほど小型で軽量で、しかしながら現実的に使い物になるモバイルノートPCは当時なかったと言ってもいい状況だったので、Let's Noteの一人勝ち状態だったように思います。
その後もLet's Noteは着実に進化して、CPUをグレードアップしたり、SSDを採用したりと積極的に成長してはきたのですが、ある頃からあまり魅力を感じないものになってしまいました。
その最大の問題点は、自分の感覚では、ディスプレイがいつまでたってもワイド液晶にならなかったことです。「ビジネスユースではワイド液晶は受けないのだ。プロジェクターなどでパワーポイントを使って作成したスライドなどを表示する際にはワイドは無駄になるのだ」と良く解説されていますが、自分も仕事でPPTを使ったプレゼンを良くやりますが、ノートPCがワイド液晶であることが弊害になると感じることはまずありません。ワイド液晶の上でPPTを作成する場合であっても、別に横長になって表示されるわけではないですし、特に問題は感じません。
また、Let's Noteは全体的なボディサイズこそ小さいのですが、厚みがかなりあるのもちょっと魅力を半減してしまう原因でした。
薄くてもボディ剛性の高い、Toshibaさんの ダイナブックSS RXや、SonyさんのVAIO Type Tなど、Let's Noteの魅力を上回るモデルが登場して、いつしかLet's Noteは自分の中の第一選択肢から除外されるようになってしまいました。
一応1年くらい前に、Let's NoteはFシリーズというワイド液晶モデルを投入してきました。
しかしながらFシリーズは、ボディサイズが大き目の、ちょっとモバイルノートにはなりきれないようなモデルでした。
このまま、Let's Noteは第一線のモバイルノートからは(少なくとも自分の中では)落ちてしまうかに見えました。
ところが。
これからの秋冬商戦に向けて、Panasonicさんは素晴らしいNew modelが発表されました。
それが、Let's NoteのSシリーズです。
これの素晴らしいところは、CPUに低電圧版ではない高速なCore 2 Duoを採用したにもかかわらず、バッテリーの持ちが良いことです。
これまでのLet's NoteのWシリーズやRシリーズ(=1.3kg程度以下の、現実にモバイルに使えるモデル)は、CPUに低電圧タイプのものを採用していたため、バッテリーの持ちは良かったものの、そのパフォーマンスには不満が残りました。
自分も一度、今のVAIOを手に入れる前に、その低電圧タイプのCPUを採用したLet's Note W5を購入しましたが、かなりがっかりしたのを覚えています。
しかし今回、CPUにインテルさんのCore2Duo P8800(2.66GHz)を採用したことで、パフォーマンスは逆に、このクラスのモバイルノートPCの中では最高クラスになったはずです。
これに、SSDの160GBをつけて、WiMAXとワイヤレスWANと無線LANとBluetoothをつけて、メモリを4GBにすれば完璧です。
(注:店頭モデルではBluetoothやワイヤレスWANは付けられません。また、CPUもP8700ということでクロックが少し下がります)
また、10月29日出荷開始と言うことで、Windows7が既に店頭販売を開始した後で届けられるので、OSはWindows7 Proを選択できます。
もちろん、剛性が高くてコンパクトなボディや、とても内蔵しているようには見えない軽量のDVDドライブも健在です。また言うまでもなく、ワイド液晶を採用しています。
なお、10月12日時点ではまだ、メーカー直販サイト(マイレッツ倶楽部)での予約注文受け付けは始まっていません。
はやく予約を受け付けて欲しいですね。
(って、また買う気か?)