学生さん達との交流で学んだこと | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

先日2日間ほど、とある大学の学生さん達がうちの会社に来て、会社見学をしたり質疑応答をしたりするというイベントがありました。
自分もそのイベントの質疑応答コーナーの回答者の一人として参加させていただきました。

我々のような年代になると、こういう類いのイベントでまず不安になるのが「今時の学生さんが我々にどういう回答を期待しているのかが読めない」ということです(^_^;;
数年前まで自分も学生だったとか、常日頃から若い学生さんたちと何かしらの交流があるとか、そういう人ならばそんな不安もないかも知れませんが、自分のように学生時代なんて遠い過去、となってしまった人間には、とにかく今時の学生さんの様子が分からないものです。

さらに不安なのが、学生さん達から我々に質問したいことなんて別に無いのではないか、もしもセッションが始まって誰一人質問をしてくれなかったらどのような対応をしたらいいだろうか、といったことです。

しかも、今回の対象となる学生さん達は大学一年生ということで、就職活動にはさすがにまだ早いと思われ、きっとまだ社会人になる上での疑問などまだ持つ時期ではないのではないか、などと勝手に自分の中で妄想を繰り広げておりました。

そんな調子だったので、もしも質問が出なかったり、空気が重くなってしまったりした時に備えて、場をつなぐような小話などもいくつか考えていました。

しかし。
実際にそのセッションに入ると、時間いっぱいまで途切れることなく質問が続き、用意していた小話など話している暇は全くありませんでした。

思わずこちらからも学生さん達に、「今はまだ大学に入学して半年くらいだと思うので、まだ就職活動のことだとか、ましてや就職後のことには意識が回らないということはないですか?」と聞いてしまいましたが、彼らからは即答で「3年、4年になってから後悔するのは嫌なので、今のうちに先のことを知っておきたいのです」という反応がありました。周囲の子たちもうなずいていました。
・・・なるほど、「大学一年生が社会人のことに興味があるわけがない」という先入観にとらわれて勝手に決め付けていたのは自分の方でした。

また、彼らの質問の中に、(お約束の質問ではありましたが、)「学生時代にやっておいて良かった、今でも役に立っている、と思うことは何ですか?」というものがあったので、自分は「学生時代に8ビットのアセンブラに夢中になっていた事が、今の自分の仕事のすべての基盤になっています。その理由は・・」と答えたのですが、内心、さすがにこれはちょっと縁の遠い話だったかな・・・今の子たちにアセンブラなんて言ったってピンと来ないだろうな・・・などと思っていました。
ところが何人かの学生さんが、自分が「アセンブラ」という単語を口にした瞬間目の色が変を変えてくれて、さらにセッション終了後その子たちは別途「すごくためになりました!」と言ってくれたのです。
もちろん、その子達だけ偶然アセンブラに興味を持っていた、という可能性も否めませんが、たとえ少数でも「アセンブラ」と聞いて目を輝かせてくれる、二十歳前の子たちがいてくれたことをとても嬉しく感じました。
自分は今でも、Z80ザイログニーモニックの主要な16進コードは覚えています

「今の若い子たちはまったく・・・」などと思い込んでいるのは、ひょっとしたら自分たちの先入観によるところが大きいのかもしれません。
もちろん、中には困った子もいるかも知れませんが、だからと言って若い子達全員がそうではないということを、再認識させられた2日間でした。