
今時のプラモデルというのは本当によくできているので、接着剤もいらないですし、塗装をしなくてもそれらしい色になるように工夫されています。接合面もできるだけ目立たなくなるように工夫されています。
しかし、やはり塗料で塗装した方がずっと完成度が高くなりますし、パテ埋めをした方がより接合面がきれいになります。
したがって、より高い完成度を求める人はそういった労力を費やすことで、より満足度の高い模型に仕上げると思います。
では自分はどうだったかというと、中途半端な作業をしてしまいました。
塗装もしたし、接合面のヤスリがけもしたのですが、パテ埋めはしませんでしたし、墨入れもしませんでした。
なぜそのような中途半端な作業をしてしまったかと言えば、他にも作りたいガンプラがたまっていたからです。
ここに、自分の中の「いつもの失敗パターン」を見ました。
なにしろ最初はこのグフも、時間をかけてじっくり丁寧に、もちろんパテ埋めも墨入れもするつもりで買ったのです。
ところが、その後別のガンプラ(ザク、ズゴック、ガンダム)を購入してしまい、心の奥底に圧迫感を感じてしまったのでした。
別に、全部急いで作るつもりも最初からなかったし、追加で購入したものは今回は作らないで、また数年後にマイブームがやってきたら作ろうと思って購入したものなので、グフを急いで作る必要などどこにもなかったのに、です。
最も、人間はそういう「本来感じる必要のないプレッシャーや圧迫感」を感じやすいるものだと思います。
仕事などでも、「これ、来月まででいいから」などと言われて大量の仕事を回されたりすると、すぐには手をつけなくてもいいとは分かっていても、そのプレッシャーが心の奥底にのしかかり、今やっている仕事も手早く片づけないといけないような気分になってしまう、そんな経験をされた方もいらっしゃると思います。
しかし、そういうことを自分の表層意識でコントロールして、今やっていることに集中する勇気を持つことが、長期的に見て物事を成功させるためのコツの一つだと思います。
今回の反省を踏まえて、次に作るであろうザクは、時間をかけて丁寧に作ろうという意思を最後まで保って作りたいと思います。
なお、これが完成品のグフです。
