本田宗一郎さんの言葉 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

自分が物心ついたころ、うちの父の乗っていた車はホンダのN360という軽自動車でした。
非力で、エンジンもよくカブって、ときどきオーバーヒートして路上で立ち往生して、普通に走らせることさえ大変な車でした。
しかし幼かった自分の目には、そのホンダの車と、その車をいつも自分でメンテナンスする父が、すごくかっこよく見えました。

当時持家を持っていなかったうちの中では、そのホンダのN360という車は、「我が家のトレードマーク」のような存在でした。
同時にHONDAというブランドは、うちの中では最も素晴らしいものの代名詞になっていました。

そして、自分がまだ小さかった頃からずっと、母がよく言っていました。
「ホンダの社長である本田宗一郎さんはね、いつも社員にこういっていたのよ。
失敗を恐れるな。しかし同じ失敗を二度とするな。
と。だからお前も、失敗を恐れないでがんばりなさい。」

本田宗一郎さんは、当時から自分の中では最も尊敬する人といえる人でしたから、その言葉は深く自分の中に浸透していきました。


「失敗を恐れるな。しかし同じ失敗は二度とするな」

この言葉は、よく考えると非常に深い意味を持っていると思います。
「失敗を恐れるな」という言葉には、常に前を見て進みなさい、という意味が含まれていると思います。
人間どうしても、失うのが怖いものですから、保守的になりがちです。しかし、前を見て、挑戦する気持ちを失ったとき、もうそれ以上の成長や進歩は望めなくなってしまいますから、ジリ貧のような状態になっていくばかりです。どんなときでも「挑戦する気持ち」を忘れないで、常に積極的に新しいことに取り組むこと。それが「失敗を恐れるな」の意味だと解釈しています。

また、以前発明王エジソンのようにという記事でも書きましたが、大きなことを達成するために失敗というのは必要不可欠なものであり、失敗こそが次のステップへ進むためのきっかけとなり、大きな力になりうるものですから、失敗はWelcomeと考えるのが成功の秘訣である、という意味も含まれているように思います。

そして「同じ失敗は二度とするな」という言葉の意味は、学習しなさい、ということだと思います。
失敗が大きな成功を作っていく、というのは間違いないと思いますが、失敗から何も学習しなかったら意味がありません。
失敗を大きな力に変えてゆくために、その失敗から何かを学習すること。それが「同じ失敗は二度とするな」という言葉の意味だと思います。


幼いころから自分の原点であったこの言葉。
今も自分の深いところに響いて、自分を支え続けてくれている言葉です。


(なお、自分が初めて購入したエンジン付きの乗り物は、ホンダのVT250Zというバイクでした。今は車もバイクも所有できる経済状態にないのですが、次に車が持てるようになったら、ホンダ車が第一候補ですね)