あおり運転が悪行であるということや、加害者が起こした事件の重大な結果を否定するつもりは毛頭ありません・・・が、
刑法においては、行った犯罪行為を重視するか、起きた結果を重視するのか学説も分かれるところでありますし、刑法の拡大解釈は原則認められないということからも、そこについての議論は、ここではおいておきます。
あおり運転の原因を加害者側にだけ求めるのは、対策として正しいのでしょうか?
東名高速での、あおり運転夫婦死亡事故で原因となったのは被害者のPAでの注意
「邪魔だボケ!」
この注意の仕方は、正しいのか?人としてどうなのか?犯罪には当たらないから、怒る方が間違っているのか?
私には、自分に危害が及ばないと思い込んでいる人間の典型的な行動だと思えるのですが?
他人に喧嘩を売るような言動が、自分や家族に危害を及ばすことになると考えたときに同様の行動をとるのか?
売られた喧嘩を買ったと思っているバカな加害者は、あおり運転も喧嘩の内と思っているのではないか?
加害者も、喧嘩だと思うくらいなら、相手の命を奪った段階で、自分の命も取られる覚悟はしておけよとは思っていますけど・・・
日頃の生活の中でも、他人に対して抗議するとき相手が歯向かわないのを前提に無茶苦茶を言う人を多く見かけます。
役所や小売店、飲食店などでの理不尽なクレームに、よく見られます。
極論、同じ言動を反社会勢力と思われる人間にも言えますか?という話です。
運転でも中央車線から後方確認もせずに右折するような人間に対して一言文句を言いたくなることはあるでしょう?
あおり運転を招くような運転や行動に対し、ドラレコの標準装備とデータによる告発、取り締まりを実践することが効果の大きい対策となると思うのですが、いかがでしょうか?
そもそも、ドラレコの映像でPAでの違法駐車が取り締まられるとすれば、被害者も加害者に対する腹立たしさを、加害者に対して何も言わずに警察に通報して終わったのではないかと思うのです。
結局、自らの腹立たしさを、被害者も加害者も、後先考えずにぶつけた結果起きた事件だと言うこともできるのではないかでしょうか?
赤信号を堂々と渡り、車両の右左折を妨害する歩行者、車道の真ん中を走る自転車や原付、110㎞制限の高速道路追越し車線を90㎞走行するトラックなど、前方がふさがっているのを承知で渋滞していない車線を走行し無理やり割り込むなど、交通妨害となる行為を、違反しても罰則は無いとか、自分は捕まらないとか思っている人間を自制させなければ、根本的な問題解決にはならないと思うのですが?
加害者が悪いのは当然ですが、被害者にも原因となる行動があるというのも全てではありませんが存在するのではと、感じています。
双方の側から考えないと、効果的な対策はとれないのではないかと思うのです。

