久々にゲームレポートでない事を書きます | VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH

久々にゲームレポートでない事を書きます

しばらくゲームレポート(それも結果と写真のみ)という寂しい状況が続いておりましたが、ようやく仕事の山場も越えられそうです。
機会を見て来季に向けてメッセージをぽつぽつと発信して行こうと思います。

まず8月以降、体験参加希望者の問合せが続々来てます。
これは本当に嬉しい限りです。
8月以降で6人、さらに2~3人増えそうな感じです。

また人数不足で活動がままならなくなったチームさんの「まだ続けたい」という有志の方々と合流して貰おうとも考えてます。

今日も過去に2~3回対戦した事があるチームの代表さんとメールのやりとりをしてました。
解散は簡単です。痛みを伴いますが、解散したら本当におしまいです。
そこから再興の道というのは険しい道程以外ありません。
もしこのブログを見ている「ウチもやばいんだよなあ」とお悩みの代表さん、おりましたら小松まで連絡ください。
人数は少なくなってもそれぞれのチームにはプライドがあります。
そこを損なわない方法でうまい事やって行けたら理想的です。

VSOはまず大きな器があって、チーム単位で間仕切りを設けたり、とっぱらったりとちょっと変わってる方向性の集まりなので、従来の単体チームの考え方とは異なる部分があります。
良く言えばグローバル、悪く言えば行き当たりばったり。
ただどんな形でも「活動できる事」が目的の第一義なので決してデメリットではないはずです。
人数不足なので試合中止になりましたという事がないのは決定的なアドバンテージです。

そこで来季に向けて2点やっていかないといけない事が出てきました。

まずはチームの簡単な規約を整備する事にします。
13年間、出欠報告は割とうるさめでしたが、それ以外の部分は各自の良心を信じて、規約に関するものは特に設けませんでした。
しかし残念ながら必要を感じてますので、簡単な規約を準備中です。

次にこれはご存知の方も多いかもしれませんが、先日とある大学のラグビー部が試合中に対戦相手を侮辱する発言をしたのをOBが嗜めるブログが話題になりました。
ラグビーはノーサイドに見られるように紳士のスポーツではありますが、当該する試合で発言されたと言われる侮辱の言葉の数々は目に余るものでした。

事実関係はどうなのか、100%信憑性があるものかは別とします。
ただこういう病理は
この大学のラグビー部に限らず、割と身近な草チームの世界でもあちこちで起きているのではないでしょうか? 

他者を貶めたり、他者を批判することでしか、自らの正当性を主張できない、あるいは求心力を保てない様な集まりは、あえて乱暴な言い方をするなら、なくて結構だと思います。

正直なところ、ボルメッツをはじめる前の大昔に若さ任せでこういう気持ちを抱いてた事があります。
あのチームはここがダメだからうちの方が優れている的な話はその場は盛り上がっても、結局家に帰って心に残るのは、思い込みの幻想でしかない怒りの循環か、虚しい気持ちだけです。 
何もプラスになることはありません。
時間だけが浪費していきます。
これほど馬鹿げたことはありません。

他者批判は誰でも簡単にできます。
例えば今自分は子育てをしてます。子供を育ててみて思ったのは、まだ言葉のボキャブラリーが少ない頃は「ダメ」「ヤダ」という否定的な言葉をまずは覚え口にします。そして徐々に建設的な言葉を覚え、ダメヤダ以外の方法にチャレンジしようとします。
つまりネガティブな発言をして盛り上がるというのは、言葉知らずの幼稚な行為だと言う事です。

何が言いたいのか?と言うと相手あってのスポーツ、あるいは協力関係あってのチーム。
前向きな共感ができる人が集まる場であって欲しいという事です。

人数が増えると色んな人がやってきますが、
他者を貶めたり、他者を批判することでしか、自らの正当性を主張するのではなく、自らの健全な行動をもって正当性をアピールして欲しい。
わかりやすく言い換えるなら「背中を見てくれ、それで感じてくれ」という事。
それで良いと思うのです。

その為にも参加不参加ははっきり表明し、みんなで雑用雑務をすみやかに済ませ、主目的であるボールと親しむ時間を1分1秒でも長く設け、対戦相手に敬意を払い、必要以上の感情は持ち込まない。
VSOは割と出来ている集まりだと思いますが、この辺は今以上にきちんとやりたい。

個々の自覚が高まれば、チームとしての自尊心も生まれ、自ずと紳士的な集まりとなり、またこれから集まってくる人もその辺をきちんと理解している人が増えます。

そんなVSOの実現を日々考えながら、これから訪れる素晴らしい出会いの一つ一つに期待してます。