09年度ESSAシーズンを戦って(架空インタビュー) | VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH

09年度ESSAシーズンを戦って(架空インタビュー)

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今回はESSA初の三連覇(最後の優勝)を成し遂げた小松監督に今季を振り返りつつ、来季以降の展望を含め架空インタビューをお届けします。


インタビュワー(以下イ)
さて、ESSA最後となる優勝を成し遂げた訳ですが、今の感想をどうぞ。

小松(以下小)
「まあこうなるであろうという予想はそれなりについてましたが、アトラスは予想以上に強かったです。結果ここまでは全勝で来れたにしても、実際は厳しい戦いにはなりました。」


ターニングポイントとなったのはいつでしょうか?


「第1節の2試合目でした。アトラスに3回コールドで勝ったんですが、あの後とにかく笑顔で楽しくやろう!というのを感じました。
それまでは金澄君と話し合いながら『今季は勝利の形を作ろう!』と多少は拘って、試合後に反省会をやろうとか...実際に1~2回はやっていたんですが、相手ベンチの反省会を遠くから見て『これはウチには合わないぞ、止めた!』とぶっとんでしまいました。同じ事を金澄くんも感じてた様で、全体の反省会はなくなってしまいましたね。個々の確認はやってましたけど。」


今季からオーダーを金澄ヘッドコーチにほぼ一任しました。何か変わりましたか?


「まあ楽にはなりました(笑
試合の前々日か前日に毎回電話で確認するんです。ただ彼と僕の間で意思疎通が出来てるので、何を言わなくても「自分でもこのオーダーだよな」みたいなものを出してくれてたし、いやそれ以上に練られてました。
目からウロコで「こういう手もあったか!」と。
たまにしか来れない人の起用法とかすごく気配りも出来ていたし、正直俺よりも気配りの出来ているオーダーだったと思います。」


こういう位置づけのチームのオーダー決めって難しいですよね。


「うん、すごく難しい。
試合やるからには試合を壊してはいけないし、かと言って個人の楽しみみたいなものも適度に含ませていかなければならない。
勝ちに拘るオーダーを考える方が至極簡単だと思います。
ただ個人の楽しみと言っても、試合を壊しかねないものは申し訳ないけど個々に我慢してくれと言うことにしました。
まあ特に言わなくても(金澄ヘッドが)全部オーダーを考えてくれてた。とても理想的なオーダーで良かったです。」


金澄ヘッドの提案でアウトカウントごとに守備確認をする様になりましたが、どうですか?


「ボーンヘッドが明らかに減った。僕らのレベルだと失点の半分は共通認識の欠如にある。
1アウト1・2塁で内野正面のゴロでセカンドランナーが楽々潰せる場面でも一塁に投げてしまう、とかフォースアウトで幾らでもアウトできたものが取れなかった「取りこぼし」が今までこのチームは多すぎたんだ。
ボールが目の前にやってきてから「うわ、次何をするんだっけ?」というのが多かった。
あとインプレー中なのにボールをはじいて凹んだポーズをしたりとかね。
僕らのレベルじゃエラーは友達なんで、あとは血をどうやって止めるか?が大事なんだと。
1アウト2塁だ、さあどうする?というのを確認し、共通認識を持ってプレーするから1つ1つ確実にアウトが取れるようになったと思う。
中には確認に参加してない様なメンバーも居るが、大抵ボーンヘッドをやらかすのは彼らだ(w
金澄君の教えが決して間違っていなかった事を証明する何よりもの証拠だろ?」


今年のキーマンを挙げるとしたら?


「主砲2人は別格として、ESSAに関しては銀ちゃん(倉岡選手)とかハラケン(原田選手)かと。
この2人の存在は大きいです。左右に打てるし、守備は何処でも行けるし、集まった選手がベストオーダーみたいなチームですから、ジグソーパズルの最後の1ピースにうまくなってくれました。
感謝したいと思います。」


来年はVSOのエクスパンジョンでこのメンバーで戦うのはしばしお別れかと思いますがどうでしょうか?


「出来ることなら今までの様な形で今後も試合が出来れば良いのですが、仕事や家庭や何やらで10年前知り合った仲間や対戦相手さんはこの環境を維持するのは難しいわけです。
僕らのレギュレーションを相手チームさんに押し付けるわけにもいかないし、無理難題なレギュレーションに付き合わせるわけにもいかない。僕らの背丈での試合は楽しみたい。
VSOのエクスパンジョンで生まれたチームで巴戦をすれば段取りはスムーズだし、幾らでも内部調整が利く。
運営する側も10年前の様に運営にリソースが割けるわけじゃない。
エクスパンジョンは最後の選択肢でありながら、最良の選択肢だと思ってます。
チーム育成期間が終わったら、また黒軍団で一緒に戦いましょう!」


本日はどうもありがとうございました


「いえいえ、こちらこそ。来年もグランドで会いましょう。」

(2009.10.20 帝国ホテルにて>嘘)

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