【ゲームレポート】東京ボルメッツ戦・Knights戦(2009.5.9) | VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH

【ゲームレポート】東京ボルメッツ戦・Knights戦(2009.5.9)

まずはボルメッツとの試合
TV 646 22=20
MA 710 40=12
負 浅野 2勝2敗

前回コールド負けのリベンジを果たすべく、先発マウンドには浅野が送られるが、
立ち上がりからランナーを溜めてはタイムリーを浴びる苦しいピッチング。
勝負どころまではカウントを整えるなど、本来のピッチングを披露していたが、
肝心なところでボールコントロールが甘くなってしまい、痛打を連発される結果に。

特にボルメッツの藤本にはランナーを溜めて2打席連発。
傷口を広げてしまったが、このあたりを克服すれば・・・と期待を抱かせる内容だった。

流れを引き戻そうと2番手で登板した永関も1回1/3で8失点。
ボールが素直にストライクコースに入ってしまい、志願のスクランブル登板だったが、
悔しさの残る内容になってしまった。

打線の方は初回に7四球から7点を奪って逆転するが、
チャンスに強い清水(社長)が打ち取られてしまうなど
打線は繋がりを欠いてしまい、残塁が目立つなど勿体無さがあった。
その後もチャンスは作るが、あと一本が出ずに得点が思うように稼げず。
試合時間を大幅にオーバーして、5回打ち切り。
対ボルメッツ戦の勝利はお預けとなった。

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打線がチャンスをモノに出来なかったとはいえ12得点。
底力のあるところはじゅうぶんに見せた。
だが、合計10四球もボルメッツ・小松が与えてくれる乱調に付け込めないあたり、
ディフェンス面でもそうだが、チーム力を一つに詰めの一手まで
まとめきれるかが今後の大きな課題となった。

◆社長が負傷退場のアクシデント・・・
この日セカンドに就いていた社長が、4回に打球を即頭部に当ててしまう
アクシデントで負傷退場。
幸い、体勢を変えて上手く避けながら打球が当たったため、大事には至らず。
ボルメッツ原田選手のご好意で買出しに向かってくれた事で、
氷で冷やすなどの応急処置も行うことが出来ました。

ボールの向かってくる方向とは逆に身体を回転させたあたりは、さすが社長。
身体能力の高さを改めて感じました。



つづいてKnights戦
A 511 105 7=20
K 121 264 3=19
勝 志村 3勝1敗

初回からアトラスがリードして試合を進めていくが、
途中で逆転されてからは流れが二転三転。
打たれて失点する以上に、不必要に失点してしまったケースがあった。

初回、先頭の小萩のツーベースでチャンスを作ると、
杉本の当たりを相手がエラーして先制。
さらにチャンスが拡がり大槻が野選で出塁しこの回に2点目。
浅野の2点タイムリーツーベース、千葉のタイムリーで早くも5点リード。
相手の守備に助けられたが、初回から打者一巡するなど攻撃面は好調だ。

2回には先頭の小萩がヒットで出て杉本のタイムリー、
3回も先頭の浅野がヒットで出て、
小山・志村の当たりを相手が連続エラーして1点追加。
4回はまたも先頭の小萩が内野安打で出塁し、満塁の場面に浅野がタイムリー。
もう少し突き放しておきたいところではあったが、いずれの回も
先頭打者が出塁して得点につながる理想的な攻撃パターン。

5回に逆転されるが、すぐに4点差をひっくり返す。
6回表は先頭の小萩が四球で出塁、続くモリツカは内野安打でチャンス拡大。
杉本が倒れるがランナーは2・3塁に進塁。
ここで羽山、大槻が連続四球。押し出しで1点を返す。
そして浅野が走者一掃のタイムリースリーベース。
続く山田にもタイムリーが飛び出して勝ち越し。

試合を有利に進めるか・・・と思いきや、アトラス守備陣の経験の差か。
野手のいないところに打球がポトリポトリと落ち、
間を抜かれてあっという間に再逆転を許してしまう。
こういう場面でこそ、指示するのは対戦経験がずば抜けて多い
マウンドの志村だっただろう。
変に周囲に対して遠慮した結果、自分の首を絞めることになった。
(指示を出さないことで、空気は気まずくならなかったけどね)

でも、この志村は3点ビハインドの7回に先頭打者で出塁。
サイトウのヒットで続いて、小萩のタイムリーで生還。14-16の2点差。
続くモリツカが四球で出塁して満塁になり、杉本が押し出し四球で1点差。
バッターはここまで1安打、1併殺で汚名返上に燃える四番・羽山!

レフトへの犠牲フライ。ついに同点。

直後に大槻が走者一掃のタイムリースリーベースで、18-16と再々逆転。
大きなストライドで3塁まで到達したのが大きかった。
浅野が四球で続き、山田のタイムリーで1点追加。
さらに千葉の当たりは相手がエラーしてもう1点、20-16と4点差。

最終回も守備のスキを突かれて、3点を返される。
2アウトながら1・2塁で一発出ればサヨナラのピンチ。
ネクストバッターはここまで完璧な2本塁打なので、
バッテリー間で相談し敬遠。対戦し慣れている次々打者と勝負することに。

センターフライに討ち取りゲームセット。
20-19で勝利した。
黒川・村上の二人が居なかったとは言え、2試合で39失点したのは修正が急務。
打線が好調なだけに、より締まった守備で試合を優位に進めたいところだ。


◆浮沈のキーマン・小萩
トライアウトが終了し正式入団した小萩。
早くもその実力を遺憾なく発揮する。
この試合は負傷した社長に代わり、1番に抜擢されると
4打数4安打1四球、さらに5得点の大活躍。
ウイニングボールを掴むなど、センターの守備でも勝利に大きく貢献した。

◆打たれた分を取り返す勢い!浅野の打棒が大爆発
小萩の活躍もさることながら、打線をつないで得点を荒稼ぎできたのは
6番・浅野の存在が大きかった。
4打数4安打1四球、さらに4打点に4得点。
6回には同点タイムリースリーベースを放ち、
ホームランが出ればあわやサイクルヒットの大活躍だった。

◆不敗神話ができそう?円陣隊長のノリちゃん
まだ2試合だが、ノリちゃんの円陣では不思議と負けないアトラス。
その試合はいずれも接戦を制している。
出来たばかりのチームだが、間違いなく気持ちでは負けていないだけに、
レベルアップとともにスローピッチを楽しみながら、
次回以降もこの縁起にあやかりたいところだ。

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