走ることの重要性 | VSO(東京ボルメッツ&武蔵野アトラス&埼京フライヤ-ズ)NEWS FLASH

走ることの重要性

VSOコンディショニング担当の志村@アトラスです。
コンディショニングを整える事も大事なのですが、
試合は調子さえ良ければ勝てる訳でもありません。

勝つチームがあれば負けるチームがあるのは当然ですが、
その差はいったい、どこから生まれるのでしょうか。
まずは、当たり前の話をちょっとしてみましょうか。



ソフトボールの勝敗は、例えばファーストピッチなら
1-0とか、2-1とか。
スローピッチなら例えば、12-9とか、8-3とか。
こんな感じで言われますよね。

では、よく考えて見ましょう。
一体コレは、何の数を争っているのでしょうか。




・・・ヒットの本数?
違いますよね。

・・・エラーの数?
これも違いますよね。



勝敗を分けるのは、得点の数です。
得点とは、ホームベースを攻撃中に踏んで、
ホームインと認められた時に入るものです


どれだけヒットを打っても、どれだけ堅い守備をしても、
攻撃でホームベースを踏まなければ、勝つ事は出来ないのです。

その為には一つでも先の塁に、いち早く到達してセーフになること。
これがゲームの勝敗を分けていきます。
肩や腕の準備運動も大事ですが、足の準備運動はそれ以上に大事なのです。

・・・なのでウォーミングアップの記事は足から始まった訳です。

私がスローピッチをやっていて走塁について感じたことは
・絶対にアウトになるまでは諦めない
・常に次の塁を狙う気持ちを持つ
・周囲の状況を良く見る習慣をつける
・塁に出たら走塁のシミュレーションを頭の中で行う
・2塁と3塁は最短経路で駆け抜ける
と言う事ですが、一言で言えば

チーム全員が同じ意識を持って走塁すること

が勝利の近道と言う事でしょう。

爆弾を抱えている人に無理をさせないとか、各個人の能力を正しく捉えておくのが大切です。
VSOは、走塁に一生懸命取り組む選手が多いです。
この姿勢をこれからも継続して行って欲しいと思います。
次回はベースコーチャーについてのお話しです。