福岡ドームでのノーバウンド始球式
7月21日、福岡・みずほPayPayドームで行われたソフトバンク対オリックスの試合前に、藤原紀香さんがマウンドに立ちました。
公式Instagramに掲載された全8枚の写真には、グローブを握りガッツポーズを決める姿や、投球フォームが映し出されています。
投げた球はバウンドさせずにキャッチャーのミットへと直撃し、スタンドからは温かい歓声が沸き起こったと報じられています。
投球後の囲み取材では「人生で初めてノーバウンドで届きました」と語り、自己採点を90点と評価したうえで「次回はスピードを上げたい」と意気込んでいました。
投球前にはソフトバンク所属の大関投手から指導を受けたことも明かされ、プロ野球選手の助言が実際の投球に生かされた様子が伺えます。
さらに、杏里さんの楽曲「CAT'S EYE」が流れる中での投球だったため、音楽とスポーツが融合した演出が印象的だったようです。
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の衣装が映える瞬間
始球式で着用したのは、2024年9月から博多座で上演される舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の「戦闘服」です。
青を基調に赤いブーツが特徴の衣装は、主人公・来生瞳をイメージしたデザインで、マウンドに立つ姿と相まって観客の目を引きました。
同作品は福岡・博多座で9月26日から30日まで上演され、続いて東京・明治座、そして大阪・新歌舞伎座でも公演が予定されていることが公式に発表されています。
藤原さんは過去に甲子園球場での始球式でも『サザエさん』の衣装で登場しており、舞台衣装を活用した始球式は既にファンの間で話題となっていました。
今回の「メイジ・ザ・キャッツアイ」衣装は、舞台のオリジナルストーリーと連動した演出として、野球と演劇の両側面を同時に楽しめる貴重な機会となったといえるでしょう。
野球と演劇、二つの情熱が交差する過去
藤原紀香さんは小学生時代、少年野球チームに唯一の女子として加入し、3番・一塁手を務めた経験があります。
当時は女子の参加が認められないとされていましたが、交渉の結果チームに入ることができ、実際にバッティングや守備で活躍したと語っています。
また、父親と共に西宮球場やグリーンスタジアムへ何度も足を運び、野球観戦を楽しんできたエピソードも公表されています。
芸能界入りは1992年のミス日本グランプリ受賞と東レ水着キャンペーンガールの仕事がきっかけで、以降は映画や舞台で幅広く活躍しています。
1997年には映画『キャッツ・アイ』に出演し、2025年には甲子園での始球式で『サザエさん』の衣装を披露するなど、スポーツとエンタメの融合を続けてきました。
現在は55歳となり、福岡ドームでのノーバウンド投球や新たな舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の主演といった挑戦を通じて、長年培ってきた野球への情熱と演技への情熱を再び交差させているようです。