アルゼンチン産骨なし牛肉、FL・TXでクラスⅠリコール | トレンドワードの解説

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結論とリコール概要

  • リコール発表日:2026年8月7日
  • 対象製品:アルゼンチン産骨なし牛肉(約29,600ポンド/約13,445 kg)
  • 販売地域:米国フロリダ州・テキサス州
  • リスク分類:Class I(最高リスク)
  • リコール理由:輸入時に必須のFSIS港岸再検査が実施されていなかったこと

米国農務省食品安全検査局(FSIS)は、2026年8月7日にフロリダ州とテキサス州で販売されたアルゼンチン産骨なし牛肉全ロットを、再検査未実施を根拠にClass Iリコールしました。

製品の特徴と背景

対象となった牛肉は「Frigorifico Gorina SAIC」ブランドで、Top Sirloin Butt、Eye Round、Topside Cap Off、Flat、Knuckle の5部位から構成されています。ラベルにはアルゼンチン施設番号 EST. N° OF. 2025 と出荷マーク 26644‑AA が記載されており、製造は2026年5月15日から20日、使用期限は同年9月15日から20日です。

この製品は、アルゼンチン産牛肉の品質と価格競争力を背景に、米国の大手小売チェーン向けに輸入されたものです。輸入手続きでは、税関通過後にFSISが実施すべき港岸再検査が義務付けられていますが、今回のロットではこの検査が行われませんでした。

FSISは例行検査の中で再検査未実施を確認し、手続き上の逸脱として即座にリコールを指示しました。再検査が欠如したことが、健康被害の合理的可能性が高いと判断されるClass I分類の直接的根拠となります。

今後の対応と影響

小売店・流通業者は対象製品を速やかに回収し、消費者には「食べずに廃棄」または「購入店舗へ返品」するよう案内しています。リコール情報はFSISウェブサイトおよびMeat & Poultry Hotline(1‑888‑674‑6854)で随時更新されます。

既に製品を摂取した場合は、速やかに医師に相談するよう警告されています。家庭に残っている在庫は、ラベル(EST. N° OF. 2025、26644‑AA)で確認し、同様に廃棄してください。

Corte Argentino USA LLCは、リコール対応窓口(電話 786‑350‑5805、メール info@corteargentinoinc.com)を設置し、再検査手続きの遵守強化と輸入書類・ラベル管理の見直しを表明しています。

本件は、輸入肉に対する港岸再検査の遵守が欠如した場合に最高リスク(Class I)でリコールが実施されることを示す先例となります。FSISは今後も同様の手続き不備があれば同等のリコールを行う方針を示しており、業界全体でのコンプライアンス意識の向上が求められます。