大会概要と成績
2026年8月24日にU‑12ジュニアサッカーワールドチャレンジが開催されました。競技方式は11人制で、予選リーグの後に決勝トーナメントが行われ、各ハーフは25分で構成されました。表彰は優勝・準優勝・第3位(2チーム)とDaiwa House MVP賞が授与されました。
Mazda GB FC(ラオス代表U‑12)は予選リーグで鳥栖U‑12に1‑0、千葉U‑12に3‑0で勝利し、前半5試合で13得点1失点という成績を残しました。準決勝では千葉トレセンU‑12を3‑1で破り、決勝進出を確定させました。トータル5試合で同じ成績を維持し、東南アジア勢として史上初の決勝進出と優勝を果たしました。
決勝はフクアリで午後7時に開始され、対戦相手はバルセロナU‑12でした。前半、バルセロナは先制点を挙げ、ハーフタイム時点で2‑0のリードを保ちました。後半にMazda GB FCが追い上げ、最終スコア3‑2で逆転勝利し、史上初の東南アジア勢優勝となりました。
西山芯太の個人ハイライト
西山芯太はバルセロナU‑12戦で前半8分に25メートルのスーパーミドルシュートを放ち、先行点を記録しました。この得点により、同大会における日本人選手としては久保建英(2013年)に続く2人目となります。彼は試合開始からわずか11歳でありながら、得点力とシュート精度を示しました。
ハーフタイムで交代されましたが、彼の目標は17歳でラオスフル代表に選出されることです。ラオスが初めてワールドカップ出場を果たすことを目指す中、若年層へのインスピレーションとして注目されています。西山の活躍は、日ラオス間のサッカー交流の歴史的節目とも評価されています。
ラオスサッカーへの影響と今後の展望
ラオスA代表のFIFAランキングは185位であり、国際舞台での成功は国内サッカー振興に期待されます。決勝後に大使館関係者がピッチで写真撮影を行い、祝祭的な雰囲気が演出されました。この出来事はラオスの初優勝が外交・文化交流のシンボルとなったことを示しています。
Mazda GB FCはラオス国内の有望選手を全国から選抜し、午前と午後に2部練習を実施しています。集中的なトレーニングが高得点・低失点の成績に直接つながったと評価されています。その結果、同大会で13得点1失点という優れた数値を記録しました。
バルセロナU‑12は前後半でメンバーを総入れ替える戦術を採用しました。前半のリードが後半の失点へとつながり、結果として逆転負けの要因となったと報告されています。ラオスはワールドカップ出場を長期目標に掲げ、選手育成と国際経験の蓄積が重要とされています。
以下は決勝戦の主要な得点シーンを時間順に整理した表です。各得点は試合の流れを示す重要な局面です。表を参照すると、ラオス側の得点が後半に集中していることが分かります。
| 時間 | 得点チーム | 得点者 |
|---|---|---|
| 前半8分 | バルセロナU‑12 | パコンラム・ポサンバット |
| 前半10分 | Mazda GB FC | シンサイ・ルアンブンフアン |
| 前半20分 | Mazda GB FC | マンコンソ・クヌーカム |
| 後半5分 | バルセロナU‑12 | アノンラッック・アンパンビライ |
| 後半10分 | Mazda GB FC | シンサイ・ルアンブンフアン |
| 後半20分 | Mazda GB FC | マンコンソ・クヌーカム |