経歴と受賞・栄誉
久石譲は1950年12月6日、長野県中野市に生まれ、本名は藤澤守です。国立音楽大学作曲科を卒業し、株式会社ワンダーシティに所属しています。同社の代表取締役は妻の藤澤文女です。
作曲活動は1974年に開始され、1982年からソロ活動を行っています。1984年にスタジオジブリの映画『風の谷のナウシカ』の音楽を担当しました。以後、宮崎駿監督作品の多くで音楽を提供し、国内外で広く認知されています。
2009年に映画『おくりびと』がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しました。同年、紫綬褒章を受章しています。2023年には旭日小綬章が授与され、同年の米ビルボード・クラシック・チャートで1位、Billboard200で74位を記録しました。
2025‑2026年の公演とギネス世界記録
2025年から2026年に実施された東京ドーム、ロサンゼルス・ハリウッド・ボウル、ニューヨーク・ラジオシティ・ミュージックホールの3件の公演は、合計3件のギネス世界記録に認定されました。2026年8月18日にユニバーサルミュージック(東京)がプレスリリースで公式に発表しました。同日、認定証が授与され、久石譲はコメントを述べました。
2025年7月に東京ドームでジブリ作品コンサートを3回開催しました。公演の総来場者数は約13万人で、クラシック連続公演として「最多チケット販売記録」に認定されました。記録は公演規模と販売枚数が過去最高であることが根拠です。
2026年7月21日から23日にかけてロサンゼルス・ハリウッド・ボウルでロサンゼルス・フィルハーモニックと共演し、3公演を実施しました。約45,000枚のチケットが販売され、同会場での連続公演における「最多チケット販売記録」に認定されました。記録は販売枚数が過去最高であることが根拠です。
2026年8月11日から17日にかけてニューヨーク・ラジオシティ・ミュージックホールで7夜連続コンサートを開催しました。この公演は「クラシック作曲家としての最長連続公演(単一連続興行)記録」に認定されました。記録は開催日数と公演回数が世界最多であることが根拠です。
認定証授与後、久石譲は「ものすごくうれしいし、励みになる」とコメントしました。同時に「目の前の一人一人に音楽を届けることを大切にしたい」と述べました。これらのコメントは公式プレスリリースに掲載されています。
新作・委嘱作品と指揮・音楽監督活動
『Concerto for Orchestra』は全5楽章・約45分の長大作品です。2026年5月にワシントン・ナショナル交響楽団が世界初演を行いました。本作品はカーネギーホール、シカゴ交響楽団、パリ管弦楽団を含む10団体が共同で委嘱しています。
2026年8月25日と26日にサントリーホールで『久石譲 フューチャー・オーケストラ・クラシックス Vol.8』が開催されました。久石譲が指揮し、Future Orchestra Classicsが演奏しました。8月25日の公演は日本での初演となっています。
ハープ・コンチェルトは2024年11月にロサンゼルス・フィルハーモニックを含む4団体の共同委嘱で発表されました。本作品はハープとオーケストラの対話を中心に構成されています。発表後、各委嘱団体で演奏が計画されています。
2004年に「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」の音楽監督に就任しました。2014年に「MUSIC FUTURE」を主宰し、2019年に「FUTURE ORCHESTRA CLASSICS」を創設しました。2020年から新日本フィルハーモニー交響楽団のComposer in Residence & Music Partnerを務め、2021年に日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に就任しました。2024年4月にロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のComposer‑in‑Associationに任命され、2025年4月に日本センチュリー交響楽団の音楽監督が発表されました。2025年10月にフィラデルフィア管弦楽団のComposer‑in‑Residence(就任予定)となり、2026シーズンにロサンゼルス・フィルハーモニックのComposer in Focus、2026/27シーズンにフィルハーモニー・ド・パリのComposer in Association(Compositeur en Résonance)を務めることが公表されています。
2026年7月10日と11日にニューヨーク・カーネギーホールで公演を行いました。同年7月18日にはタングルウッド音楽祭でボストン交響楽団と初共演しました。2025年8月にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団指揮でBBCプロムスデビューを果たしました。これらの公演は国際的な活動の一環として公式に記録されています。