事故の時間軸とリモデリングの経過
2023年8月11日、金浦空港国内線ターミナル3階待合室で天井仕上げ用大理石の一部が床に落下しました。落下した箇所は出発ロビー入口付近の柱上部に位置していました。乗客やスタッフの負傷者は確認されませんでした。
2026年8月11日、同じ場所で再び大理石が落下しました。落下箇所は2023年と同様に出発ロビー入口付近の柱上部でした。こちらでも負傷者は報告されていませんでした。
2026年11月11日にも同エリアで大理石落下が報告されました。事故が発生したエリアは2017年に実施されたリモデリング工事の対象区間に含まれています。事故時点で工事完了から約9年が経過していました。工事完了後の場所であることが確認されました。
空港側の安全対策と韓国空港公社の対応
2023年の事故発生直後、空港側は破損した天井部分を布で覆い、周辺に安全バリケードを設置して出入りを規制しました。これにより利用客の通行が安全に確保されました。安全対策は出発ロビー入口付近の柱上部で実施されました。
韓国空港公社は2023年8月11日に大理石落下事故を公式に発表し、同日に布覆いとバリケード設置を実施した旨を報告しました。さらに、事故原因と施工・構造物の状態を調査するため、該当エリアに対し精密点検を実施する計画を立案しました。これらの情報は公社の公式発表として記録されています。
2026年8月11日の再発についても同様に事故が報告され、韓国空港公社は再度精密安全点検を実施する方針を示しました。2026年11月にも同エリアでの落下が確認され、同様の安全対策の必要性が認識されました。公社は引き続き安全点検を進めることを表明しています。
安全情報制度と関連機関の取組
国土交通省は空港の設置管理者に対し、安全上の支障が発生した際に情報を収集し航空安全当局へ報告する義務を定めています。第11回空港安全情報分析委員会は2024年9月5日に開催され、空港安全情報の評価・分析が行われました。委員会は金浦空港に関する情報も含めた安全情報を検討しました。
航空安全プログラムは平成26年4月に適用開始され、安全情報の収集と報告制度が導入されました。航空局は第11回委員会で空港分野の安全取組を報告し、令和5年度に提出された安全情報を評価・公表しました。本報告書はhttp://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr9_000016.htmlから入手可能で、閲覧にはAdobe Acrobat Readerが必要です。