市立福山高校と野球部の概要
市立福山高校は1889年に私立女学校として創立されました。1969年に市立へ移行し、1974年に男女共学となりました。2004年に併設中学校が開校し、現在は公立中高一貫校として在校生は586人(女子は359人)です。所在地は福山市赤坂町赤坂910です。野球部は57人が在籍し、そのうち硬式部登録人数は24人です。
市立福山高校野球部は1975年に創部されました。2026年の広島大会では全6戦全勝で優勝し、決勝で広島商業高校を4‑3で破りました。同年、ベスト16という最高成績を更新し、甲子園出場権を獲得しました。甲子園では2026年8月10日に天理高校(奈良)と対戦する予定です。
小田浩監督の背景と指導方針
小田浩監督は1964年に広島市で生まれ、元校長で福山市教育委員会の職員でもあります。広島商業高校在学時に甲子園準優勝を経験し、順天堂大学野球部の主将を務めました。西条農業高校の監督として1991年と1993年に甲子園出場を導き、総合技術高校では2011年春季センバツに出場しました。2022年から2026年まで市立呉高校の校長を務め、2026年4月2日に市立福山高校野球部の監督に就任しました。
小田監督は「大人の野球」を掲げ、選手に考えさせシンプルに落とし込む指導を行います。「リスクマネジメント」や「考える力」を重視し、問いかけで自主判断を促す方針です。「100日計画」と称して残り100日を意識したスケール感の育成に取り組んでいます。送りバント練習は最小化し、1球で成功させる指導を実施しています。投手には多投を、守備にはチャージを意識させる指導を行っています。
2026年大会成績と主力選手
広島大会では2回戦で油木校を17‑0、3回戦で神辺旭校を3‑2、4回戦で賀茂校を8‑1で勝ち進みました。準々決勝で広島城北校に11‑1、準決勝で呉校に4‑3、決勝で広島商業高校を4‑3で下し大会優勝を果たしました。これにより同校は全国高校野球選手権(甲子園)への出場権を獲得しました。抽選会は8月1日に行われ、開催期間は8月5日から22日までです。初戦は8月10日に天理高校(奈良)と対戦する予定です。
背番号1の3年生投手来山凌也は全6試合で先発・登板しました。背番号10の2年左投手岩本大輝は準決勝と決勝でリリーフ登板し、防御率2.35を記録しました。背番号2の3年生捕手松井湧心は決勝第6回に2点適時打を放ちました。主将である背番号4の3年生二塁手渡辺雄介は準決勝と決勝で6打数3安打、打率.500を残しました。背番号6の3年生内野手福島悠杏は決勝で三塁打を記録し、ベンチ入りメンバー全員が広島県内の中学・クラブチーム出身です。