祭りの概要と歴史
福島わらじまつりは福島市国道13号(信夫通り)で例年8月第1金曜から日曜に開催されます。2026年は8月7日(金)から9日(日)の3日間で第57回目を迎えます。主催は福島わらじまつり実行委員会で、入場は無料ですが有料観覧席(プレミアム席)が設置されています。開催期間中は国道13号線の一部で交通規制が実施されます。
祭りの起源は江戸時代から続く信夫三山暁まいりにあります。2026年の暁まいりは2月21日(土)と22日(日)に開催され、羽黒神社仁王門へ大わらじの片足が奉納され、健脚・無病息災が祈願されました。福島わらじまつりは1970年に福島市と福島商工会議所が夏祭りとして創設され、暁まいりの足サイズに合わせた大わらじの奉納習わしが根底にあります。2019年の第50回を機に音楽・踊り・衣装が一新されました。
大わらじは全長約12メートル、幅1.4メートル、重量約2トンで、約100人が担ぎ上げて練り歩きます。羽黒神社仁王門の足サイズに合わせて製作され、日本一と称えられています。暁まいりで奉納された片足と、8月祭りで使用されるもう片足が揃うと「両足」となります。
プログラムと体験イベント
7日(金)は16:30から21:30まで交通規制が実施されます。17:30に絆パレードが行われ、続いて18:00に修祓式が執り行われます。18:35からはわらじおどり第一部が始まり、19:20から第二部が開催されます。
8日(土)も16:30から21:30まで交通規制が行われます。17:00にわらじ綱引きが実施され、19:00にわらじおどり第一部が始まります。19:30に大わらじ吊り上げをフィナーレとし、20:00にエンディングが行われます。
9日(日)は9:30に羽黒神社で大わらじ奉納が執り行われます。暁まいりで奉納された片足と合わせて「両足」の完成が宣言されます。この奉納は祭りのクライマックスとして位置付けられています。
体験・教室は8月8日(土)に開催されます。10:00から12:00まで先着50名を対象にわらじ作り、バケツ太鼓作り、わらじ担ぎ体験が行われます。13:30から15:00まで先着50名を対象にわらのわ作り教室とわらじおどり教室が実施されます。
わらじおどりの振付は伊藤千枝子が担当し、衣装デザインは半澤慶樹が手掛けます。「わらのわ」ロープは太さ9mmの綿ロープ3本で構成されます。2007年から一般参加者が列に混じって踊ることが認められています。
わらじ音頭は作曲が古関裕而、作詞が茂木宏哉、編曲が大友良英で構成されています。リズム編曲は芳垣安洋が担当し、歌手は橋本大輝と會澤あゆみが務めます。演奏には鳴物師秀が太鼓、山田路子が笛を担当します。
アクセス・経済効果と支援体制
会場は福島市中心部の国道13号信夫通り、福島駅前通り、羽黒神社を中心に設定されます。付随エリアとしてまちなか広場、さんかく広場、ぱーきんぐパセオ、飲食露店エリアが利用されます。これらのエリアは来場者の滞在と交流を促進します。
最寄り駅はJR福島駅東口で徒歩5分です。東北自動車道福島西ICからは車で約15分で到着します。近隣の有料駐車場は三井リパーク福島駅西口立体駐車場(133台、60分200円)と協三西口パーキング(60分100円)が利用できます。
交通規制は国道13号(信夫通り)アックス前交差点から福信本店前交差点までで、金曜・土曜の16:30から21:30まで車両通行が禁止されます。有料観覧席は国道13号車道に設置され、事前にチケットをご購入いただく必要があります。観覧席は視認性が高く、祭りの全体像を把握しやすく設計されています。
来場者数は例年約30万人で、2026年も同規模と予測されています。来訪者は宿泊・飲食・土産品の購入などを通じて地域経済に波及効果をもたらします。祭りは震災復興のシンボルとして地域に勇気とアイデンティティを提供しています。
福島わらじまつり実行委員会は福島商工会議所青年部、福島青年会議所、福島市商店街連合会青年部、剛脚会で構成され、大わらじ座組・福響座組・舞座組が活動します。後援には福島市教育委員会、観光コンベンション協会、福島民報社、NHK福島放送局、福島テレビ等が名を連ねます。協力支援は剛脚会とプロジェクトFUKUSHIMA! が行っています。