守備の多彩さと数値で見る実力
周東佑京は右投左打のユーティリティー選手として、外野・中堅・二塁・三塁を守ります。
身長は180センチ、体重は72キログラムで、フィジカル面でも優れています。
2021年は二塁手と遊撃手として110試合に出場し、刺殺101、補殺221、失策4、守備率0.988を記録しました。
2022年は遊撃手と中堅手で120試合に出場、刺殺152、補殺331、失策7、守備率0.986です。
2023年は中堅手として105試合に出場し、刺殺198、補殺12、失策1、守備率0.995と安定した守備を見せました。
守備指標では2021年UZR5.1、RF4.42、WAR2.2、2022年はUZR6.8、RF4.79、WAR2.7、2023年はUZR8.4、RF5.12、WAR3.3と年々向上しています。
2024年シーズンのUZRは8.7、RF2.95、WAR3.5とトップクラスの数値を維持し、2025年の外野部門でもUZR8.7、WAR3.5でトップ5入りしました。
スピードと走塁で切り開く盗塁王への軌跡
Fastmotion解析による最大スプリントスピードは8.4メートル/秒、走塁速度は29.0km/hで、リーグ平均27.5km/hを上回ります。
守備カバー率は92%、外野手全体平均の1.3倍という広い守備範囲を誇り、1試合あたりの平均走行距離は220メートルでリーグ平均を大きく上回ります。
盗塁に関しては、2020年に盗塁王を獲得し、2021年から2026年まで連続でタイトルを保持。
2022年に通算100盗塁、2023年に150盗塁、2025年に200盗塁、2026年7月15日の対日本ハム戦で250盗塁を達成し、プロ野球史上49人目の快挙となりました。
同試合では3回2死で左前打で出塁し、2球目で盗塁に成功、さらに4安打1打点の活躍も見せました。
2025年シーズンは96試合に出場し、35盗塁で3年連続盗塁王、打率0.286、出塁率0.357と攻撃面でも輝きを放ちました。
キャリアと受賞歴、そしてプライベートの一面
1996年2月10日生まれ、群馬県太田市出身の周東は、2017年ドラフトで福岡ソフトバンクホークスに育成選手2位で入団し、2019年4月7日に正式デビューしました。
年俸は入団時の約400万円から、2024年には1億1000万円へと増加し、2026年1月23日には総額約20億円の大型契約を締結しました。
ベストナインとゴールデングラブ賞を2年連続で受賞し、2024年と2025年は外野手部門でゴールデングラブを獲得、ベストナインにも選ばれました。
WBCでは2023年と2026年に日本代表として出場し、2023年大会ではサヨナラ勝利に貢献、2026年の韓国戦ではセンターでスーパーキャッチを決めました。
プライベートでは2020年に結婚し、2022年と2024年に子どもが誕生。趣味は釣りとドライブで、リラックス法は睡眠と語ることです。
過去に右手の人差し指骨折や右肩関節手術、右腓骨骨折などの故障を経験しながらも、復帰後は高い守備力と走塁でチームに貢献し続けています。