3回戦のハイライトと主役選手

2026年7月19日に開催された第108回全国高校野球選手権岡山大会の3回戦では、岡山学芸館が岡山城東に対し1‑0で勝利しました。

背番号11の投手同士が対決し、岡山学芸館側は原野聖矢(2年生)が8イニング無四死球・無安打の投球を披露しました。

岡山城東の橋本凜都(3年生)は全26アウトを取得し、13アウトをフライアウトで処理したものの、2回と3回に計4四球を与えました。

捕手の宮本琥太朗(3年生)は3回と6回に二盗を阻止し、守備面でも試合の流れを支えました。

9回表、先頭打者の繁光広翔(3年生)が左翼線への二塁打と内野ゴロで1死3塁のチャンスを作り、続く久野僚介(2年生)のセンターヒットで広翔が本塁へ滑り込み、決勝点が確定しました。

同日に行われた別の3回戦では、岡山山陽が西大寺を10‑0で下し、4番打者の三沢悠人が2本の本塁打を放ちました。

創志学園は倉敷工と対戦し、スコア6‑5で勝利し、関西は津山に対し17‑2と大差で勝ち進みました。

岡山東商と金光学園のスタメンは11時30分に発表され、試合は倉敷マスカットスタジアムで行われました。

大会の構成と採用されたルール

2026年の岡山県高校野球大会は58校54チームが出場し、開会式は7月9日に開催されました。

試合は7月11日から開始し、予定通りに進めば7月27日に決勝が行われます。

第1回戦から第3回戦はマスカットスタジアム(倉敷市)や倉敷市営球場、美咲エイコンスタジアム(美咲町)で実施され、準々決勝以降はマスカットスタジアムに統一されます。

延長戦は第10回以降、無死一、二塁で攻撃を開始するタイブレーク方式が採用され、指名打者(DH)制も導入されています。

悪天候などで中断した試合は翌日以降に継続試合として再開され、入場料は大人1千円、高校生100円、中学生以下は無料です。

開会式では倉敷商業高校の吹奏楽部が演奏し、山陽学園高校3年の松本羽音さんが国歌を独唱しました。

組み合わせ抽選会は6月27日午後3時に環太平洋大学(岡山市東区)で実施され、連合チームは岡山御津・倉敷鷲羽・備前緑陽、岡山・吉備高原、邑久・瀬戸の3つが構成されています。

準決勝以降の展開と注目ポイント

準決勝では岡山山陽と玉野光南が対戦し、第6回表に2アウト、2塁・3塁の状況で玉野光南の中嶋響遊撃手と二塁審判が接触し、ボールがこぼれたことから試合が約50分間中断しました。

審判団は当初「得点なしの2アウト満塁」から再開すると決定し、再協議の結果プレイはインプレー中と判断、ペナルティはなしとし謝罪が行われました。

その後、内野安打が認められ岡山山陽の得点が確定し、再開直後に追加点が入り、最終スコアは5‑0となりました。

岡山山陽の投手は佐々木と中島のダブルエースで、140キロ台中盤の速球を投げることで知られています。

創志学園は2022年から門馬・元東海大相模監督が指導に当たっており、今年春の県大会では優勝、岡山山陽は準優勝という結果を残しました。

歴史的背景として、三沢高校は1969年の第51回全国選手権大会で準優勝し、決勝は松山商との延長18回で0‑0の引き分けとなり再試合で太田幸司投手が投げ抜いたことが知られています。

今回の大会でも三沢高校のエース、柏崎拓仁投手(3年生)が151球を投げて完投し、三沢が豪快な二塁打を放った場面が印象的でした。