史実馬とリアルなレース体験
株式会社Blue Bulletが開発したジョッキーレーシングゲーム『Full Stride(フルストライド)』は、2026年7月16日にPlayStation 5とSteam(PC)で同時発売された。
販売価格はPC版が4,980円、PS5版が4,950円と設定されており、日本語に対応している。
本作は一人で開発を進めたソロプロジェクトで、代表の浅沼邦任氏がインタビューで開発期間は2024年から約1年10カ月間だったと語っている。
ゲームエンジンにはUnreal Engine 5が初採用され、リアルなグラフィックが評価されている。
プレイヤーはジョッキーとなり、馬上の視点でレースを操作する「Jockey Cam」や複数カメラを駆使して、位置取りやペース配分を自ら判断できる。
史実馬としてキタサンブラック、タイトルホルダー、イクイノックス、エフフォーリアなど、2014年から2025年までの実在競走馬が多数登場し、JRA競走馬総合研究所の調査資料を元にスピードやスタミナが細かく設定されている。
キャリアモードでは条件戦から重賞、最終的にG1制覇を目指す構成で、プレイヤーは史実馬を操作しながら実際のG1競走の雰囲気を体感できる。
オンラインマルチプレイと評価
最大4人まで同一レースに参加できるオンラインマルチプレイは、実装が最も困難だったと開発元が公表している。
PS5版のオンライン対戦にはPlayStation Plusへの加入が必要で、PC版はSteam上で手軽にマッチングできる。
Steamストアページのユーザーレビューは、ある時点で85件のうち51%が推奨する「賛否両論」の評価であり、別のデータでは32件のうち53%が好評と示されている。
平均評価はPS5版で星3.54、Steamではプレイヤー数が510人、ピークは755人と報告されている。
日本語レビューでは、グラフィックのリアルさが高く評価される一方で、チュートリアルや操作説明の不足、CPUの挙動やレース中のゲームプレイに関する問題点が指摘されている。
開発元は、レース中の操作をゲーム内で確認できる機能を実装すると公式に表明し、AI騎乗機能「Rookie Reins」やエディット機能で馬の名前・外観・能力を自由にカスタマイズできる点も好評だ。
今後の展望とプレイヤーへの提案
2026年7月17日の夜には、NPCの馬が前方に割り込んだ際の減速仕様が変更される予定で、レース展開に新たな戦略要素が加わる見込みだ。
将来的には海外の競馬場をゲーム内に実装し、Nintendo Switch 2、Xbox、VRプラットフォームへの対応も計画されているが、具体的な発売日は未定である。
フォトモードが搭載されているため、レース中の瞬間や自分の馬の姿を好きな角度で撮影し、SNS等で共有できる。
PC版の推奨動作環境はOS Windows 11、メモリ32 GB、GPU GeForce RTX 2080 Ti、ストレージ15 GB以上で、快適なプレイを目指すプレイヤーはこの構成を参考にすると良い。
史実馬の走破タイムは、2015年の1800メートルで1分52.3秒、2000メートルで1分49.1秒、2400メートルで1分58.8秒、3000メートルで3分03.9秒など、実際のレースデータがゲーム内に反映されている。
これらの要素を踏まえて、レースの判断力を磨きながら史実馬と共にG1制覇を目指すことが、本作の最大の魅力と言えるだろう。