石原伸晃氏が語る福岡県議会金銭授受疑惑

金銭授受疑惑の概要

2026年7月12日に掲載された本記事は、福岡県議会における金銭授受疑惑を中心に取り上げています。

議長ポスト争奪に関し、元自民党の吉松源昭県議が、当時の自民党県議団幹事長・中尾正幸副議長から金銭を要求されたと告発しました。

吉松氏は2020年6月から2021年6月にかけて、議長就任前に約2,000万円を支払ったと証言しています。

同期間に副議長を務めた江藤秀之氏は約800万円、別の元議長は約300万円、第2会派の元副議長は約500万円を自民党幹部に渡したと明らかにしました。

20人以上の元議長・副議長は金銭のやり取りを否定し、自民党県議団幹部は「事実無根」と主張しています。

福岡県議会は全議員を対象とした聞き取り調査を近日中に開始する予定であり、2027年に統一地方選挙が開催されることが述べられています。

証言と音声データの詳細

石原伸晃氏は自身のインスタグラム(@ishihara.nobuteru)で、福岡県議会の金銭授受疑惑に関する情報を発信しています。

2026年7月15日に情報ライブ ミヤネ屋にゲスト出演し、疑惑について発言した石原氏は、約2,000万円が支払われたと主張し、やり取りを録音した音声データを公開しました。

声紋鑑定の結果、金銭を要求したとされる声は99.99%以上の確度で中尾正幸副議長本人と判定されたと報じられました。

中尾副議長は2026年7月14日の記者会見で、約2,000万円のうち1,000万円を求めたと指摘されたが、事実無根であると反論しました。

石原氏は同日、吉松氏と中尾氏の発言が県民感情を害しているとして、真相を語るよう助言し、金銭で議長を買ってはいけないと誓うよう提案しました。

吉松氏は2026年7月7日の記者会見で、支払行為を「カツアゲ」と表現し、最初に要求された金額は550万円、半年後に1,000万円が追加で求められ、総額約2,000万円を用意したと述べました。

現金の受け渡しは議会棟の自民党応接室で行われ、吉松氏は自民党県議団幹部とのやり取りを録音して保存していたとされています。

今後の対応と影響

福岡県議会は全議員への聞き取り調査を「今週から」開始すると発表しましたが、未だ開始していない状況です。

現職議員2人は、議長・副議長就任に際し自民党県議団幹部へ合計2,750万円を現金で支払ったと証言しています。

また、元議長経験者が議長就任前に300万円を、元副議長経験者が蔵内勇夫氏へ500万円を手渡したと証言し、金銭授受を証言した県議・元県議の人数は合計で4人となっています。

一方で、21人以上の正副議長経験者は金銭のやり取りを否定し、幹部側も「事実はない」と主張しています。

議長選出までの慣例が「多額のカネ」を必要とするとの指摘がある中、石原伸晃氏は議長選に金銭が関与した場合は辞任すべきだと指摘し、金銭で議長を買ってはいけないと誓うよう提案しました。

福岡県議会の議長は1年交代が通例で、自民党県議団が議長ポストを独占しており、主に当選4回の4期生から選出されるとされています。

以上の事実は、福岡県議会の内部構造や金銭授受に関する疑惑が、来年の統一地方選挙に向けて注目を集めていることを示しています。