モウリーニョ監督の復帰と過去の功績

2026年6月11日、レアル・マドリードはジョゼ・モウリーニョ監督(当時63歳)を新たなトップチーム監督に任命したことを正式に発表しました。契約は3シーズンで、モウリーニョは2026年7月13日からクラブに合流し、監督復帰に臨みます。モウリーニョは2010年から2013年までレアルを率い、2010‑11シーズンのコパ・デル・レイ、2011‑12シーズンのラ・リーガ、そして2012‑13シーズンのスペイン・スーパーカップで優勝しています。特に2011‑12シーズンは、同リーグ歴代最高の100ポイントと121得点を記録し、クラブ史に残る快挙を成し遂げました。また、第一政権時には下部組織出身選手20人にトップデビューの機会を与えるなど、若手登用にも積極的でした

若手選手16人の招集と新スタッフ陣

復帰初のトレーニングでは、モウリーニョは下部組織「ラ・ファブリカ」から16人の若手選手を招集しました。招集された選手には、すでにトップチームデビューを果たした選手が含まれます。

  • ミッドフィールダー パラシオス
  • ミッドフィールダー セステロ
  • ゴールキーパー フラン・ゴンサレ
  • ディフェンダー ジョアン・マルティネス
  • ディフェンダー ラミニ・ファティ
  • ミッドフィールダー シェリフ・フォファナ

モウリーニョは「第一政権でも公式戦で20人の下部組織出身選手にトップデビューの機会を与えた」実績を引き継ぎ、今回も若手の登用を前面に押し出す姿勢を示しています。さらに、元ドイツ代表ミッドフィールダーであり、2010年から2015年までレアルに所属し公式戦161試合に出場、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献したサミ・ケディラ氏がコーチとして入閣し、以下のスタッフが新たに加わります。

  • ジョアン・トラリャン(ベンフィカ時代のアシスタントコーチ)
  • ペドロ・マチャド(アシスタントコーチ)
  • アントニオ・ディアス(フィジカルコーチ)
  • ヌーノ・サントス(ゴールキーパーコーチ)

プレシーズン概要とモウリーニョのビジョン

プレシーズンは2026年7月13日に開始され、クラブは国内外での親善試合を予定しています。具体的には、2026年8月1日にオーストリア・クラーゲンフルトでの対戦、そして8月12日にリア・ソラールで開催される第71回テレサ・エレーラ杯が組み込まれています。これらの試合は、招集された若手選手の実戦経験を積ませる場として位置付けられ、モウリーニョは「分析と対話を重視し、選手一人ひとりを見極める」姿勢で臨むと述べています。また、モウリーニョはキリアン・エムバペについて「驚異的な選手であり、さらに成長できるよう支援したい」とコメントし、チームの規律と勝利への執念を取り戻す意向を示しています。