二人きり 椅子取りゲーム

喜劇のように 開催を

彼女は言う 彼女に言う

「私には要らないわ」

流れるは 滑稽な歌

まだ二人きり 椅子取りゲーム

そして どちらにも どちらにも

アナタの声が 私の 声 と

ひとつになることを 嫌がった

隠してみても 隠せないんだ

君と私は同じだから

さあ このゲームを終えようか

それは 二人の歌

彼女は言う 彼女に言う

「アナタとは居られないわ」

カラカラと 笑い出す

本当は寂しいの 彼女は言う

この花束を 君に捧げよう

たおやかなまでに 赤い花

悲しげな顔 耳を塞いだ

世界で 一人だけ

君に言う

私を愛してよ

こんなにも こんなにも

私の声で あと少しだけ

君にこの歌を 歌おうか

何でもないわ 気にしないでね

私のことは もう

忘れてね

またいつの日か 会える時まで

その時はもっと 遊ぼうね

君のメールを見る、


暗い部屋の中で


そっけない文面に一人埋まっていく


僕の自己中心的な関係妄想は


ただ君を困らせるだけ わかっているのに


甘ったるい、都合のいい


一方的で、独善的な


欲張りで、臆病な


鏡に映る自分は 思うより醜くて


ディスコミュニケーション 巡る思考が


僕を強く殺してしまう


自分に足りないものを ひとつひとつ数えていく


意味のないことなのに 


膨れていくコンプレックス


何も出来ないことを諦めている僕は


ただ自分の不甲斐なさに酔うことしかできない


青臭い、情けない


楽観的で、周りが見えない


寂しがりで、しめっぽい


不安に苛まれて今日も何もできない


ディスコミュニケーション 僕が自身を


殴りつけて壊してやりたい