以前、ブログにて取り上げた事もあったが、
ここ最近、更なる変化が見られるようになった。
そもそも、業界内において一番ニーズの高い求人先は監査法人で、
中でもBIG4監査法人に、
パートナー含め、約8000名の公認会計士が就業している
(08年6月データ参照)
そのBIG4監査法人が、公認会計士の通期採用をかなり圧縮している。
我々一部のエージェント向けに、水面下で人材採用を進めているケースはあるが、
ホームページなど一般公募では、中途採用を控えている法人もある
つい先日も、他監査法人への転職を検討中の公認会計士(BIG4在籍中)が、
BIG4始め、中堅の監査法人まで、
ことごとく書類選考で残念な結果となった
経歴を見ても、
2次試験の合格年次も遅くはないし、
インチャージのご経験も早くからされた優秀な若手だった。
理由を人事担当のパートナーに伺うと、
現在の市況環境においては、
むしろ法人内の人員が過剰気味になっているので、
中途採用についても、今まで以上にかなり厳選している様子
恐らく、今秋の定期採用にも影響するであろう・・・
金融庁の施策として打ち出されている『公認会計士人口を5万人にする計画』
現状の3倍位の公認会計士人口になるが、
今後、今までの需給バランスが、大きく崩れることが予測される
公認会計士の資格を持っているだけでは、
これからの転職市場においての競争優位性は、
今ほど保たれないであろう
独立を目指すなら、尚更である
監査経験だけでなく、プラスαの業務経験や英語力・資格などが問われてくる
是非、若い間から、将来に向けたキャリアプランを設計してほしい。
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