最近、ご年齢の若い方からの転職に対する相談が増えつつある
自己のキャリア形成に対する意欲が高まっている事は大変良い事だが、
逆に、転職に対する慎重さが低くなっているのも事実だ。
私が、多くの方々とお会いして気になるのは、
今後、何をしたいのか明確に分からないまま、
転職活動をしている方が増えつつある事
例えば、
・今後、このような業界に進みたい
・今のキャリアを深めるために行けるところはあるか、どこに可能性があるか
・将来このようなキャリアプランを描いているが、
今回どのような所へ転職すれば、夢がなし得るか、
などのご相談は前向きで良いと思うが、
現職(会社)を早く辞めたいが、
どのような会社で、また、どのような仕事であれば転職できるか、
などの相談においては、
口の上手いエージェントであれば
離職率が高く求人ニーズの大変高い求人などを魅力的に話され、
表現は悪いが、口車に乗せられ、
そのまま転職される方も居る。
確かに活動していく中で、やりたい事が見えてくる事もある
しかしながら、転職は目的ではなく
あくまで、自己のキャリア形成の為の手段である
我々はそのキャリア形成をお手伝いする為のナビゲーターに過ぎない
このブログを読まれる方の中には若い方もいらっしゃるかと思うが、
是非、ご自身のキャリアプランについて、じっくりと考えた上で活動してほしい。
転職=キャリアアップ ではない
転職する事は、つまり転職歴(回数)を増やす事にもなり、
それは、必ずしもキャリアアップにはつながらない
事実、日本の労働市場においては、
転職回数が多くなると倦厭される事も多い
転職する事を目標・目的される方々が増えてきている事に
あえて、大きな警鐘を鳴らしたい
転職は目的ではなく、自己のキャリア形成の為の手段である
**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**
株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp