ほとんどの顧客がソーシャル・メディア上で見知らぬ人たちにアドバイスを求め、広告や専門家の意見よりそれを信用するのである。


それとは以下を指し、コトラーは「Fファクター」と呼んでいる。

friends:友達
families:家族
Facebook fans:フェイスブックのファン
Twitter followers:ツイッターのフォロワー


人口減少とIT化、そしてコミュニケーション能力の欠落が、Fファクター、特にFacebook fansとTwitter followersの意見をより信用してしまうような人間社会を作り上げてしまったのだろう。
このような社会では、より一層のメディア・リテラシーが求められる。


参考文献
[1] 恩蔵直人監訳、藤井清美訳『コトラーのマーケティング4.0   スマートフォン時代の究極法則』朝日新聞出版(2017年8月30日)、p.31