今日は、従業員を信頼すると、生産性が上がり、離職率は下がるという事例をご紹介致します。



アメリカ最大級の家電量販店(従業員数約10万人以上、店舗数約800店舗)のベスト・バイ社は、職務満足度や従業員の生産性、企業の業績を改善するために、

ROWE(Result-Only Work Environment:結果オンリーの職場環境)

の試みを続けている。
ROWEを導入したベスト・バイ社店舗では、生産性が6ヶ月から9ヶ月の間に平均35%も増加した。調査の対象となったベスト・バイ社の3つの店舗では、自主退職が52%から90%のレンジで低下した。

ベスト・バイ社のROWEは、13の掟によって成り立っている。
その中で公開されているのは次の3つである。

①職務スケジュールは存在しない。
②すべての会議への参加は選択制である。
③従業員は同僚の時間の過ごし方についてどのような批判も示してはならない。



※参考文献
マイケル・A・ヒット、R・デュエーン・アイルランド、ロバート・E・ホスキソン著、久原正治、横山寛美監訳『戦略経営論―競争力とグローバリゼーション』同友館(2010年6月)、477~479ページ。