国境から宗教に至るまで、ありとあらゆる文化的、制度的、地理的、経済的な障壁のない世界がインターネットだとしたら、
すべてのユーザーが、インターネット・リテラシーを身に付けるのは、バスク語並みに難しいだろう。


(以下、引用)
グーグルが中国の検閲に苦労した話は広く知られている。この一件も、国境が引き続き重要だと示している。(中略)
インターネットが国境で直面するこのような障壁から言えることについては、「ボーダーレス世界の幻」という副題がついている、ジャック・ゴールドスミスとティム・ウーのWho Controls the Internet?(未訳『インターネットを管理するのは誰か』)の中で詳細に議論されており、「かつてグローバル・ネットワークと呼ばれていたものは、各国のネットワークを寄せ集めたものになりつつある」と述べられている。

※参考文献
パンカジ・ゲマワット著、望月衛訳『コークの味は国ごとに違うべきか』文藝春秋(2009年6月)、33~34ページ。