ポーターが説く「CSR戦略」の原点は、ヴェーバーにもあると思われる。
ダイナマイトを発明したノーベルが代表的な例ではないだろうか。


(以下、引用)
企業と社会は本来、相互依存関係にあるにもかかわらず、対立するものとしてとらえられている。(中略)
ポーターは2005年、「競争優位のCSR戦略」という論文を発表する。
彼はそのなかで、企業は、競争関係の把握や事業戦略の指針というフレームワークに、社会の視点を取り込むことで、CSRを戦略的に展開すべきであると述べる。すなわち、経済的価値と社会的価値を同時実現することがCSR活動の本質であると言う。(※1)

「できるかぎり利得するとともに、できるかぎり節約する」者は、また恩恵を増し加えられて天国に宝を積むために、「できるかぎり他に与え」ねばならぬ。(※2)

【参考文献】
[1]マイケル E.ポーター「ファイブ・フォース・モデル」『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2009年6月号)』、51~52ページ。

[2]マックス・ヴェーバー著、大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(ワイド版岩波文庫91)岩波書店(2006年11月)、353ページ。